楽天カードは、利用額の1%をポイント還元がありますが、この計算方法を変更して改悪しますので、内容をまとめます。
楽天カード改悪の内容
楽天カードの改定内容は、以下のとおりです。対象は、令和5年11月請求分からです。
つまり、毎月の利用額合計の1%で計算されていたものが、1回あたり利用額の1%で計算されることになります。
利用毎での還元は、電子マネーでは多く採用されており、クレジットカードでもアメックスやdカードも採用しています。
影響は?
還元ポイントの計算方法の変更により、以下の影響を受けます。
- 買物毎での100円未満の端数がすべてポイント対象外になる。
- 大きな買い物は影響が少ないが、細かな買い物を繰り返すと影響が大きくなる
- 利用回数が多いほど影響を受ける。
以下は極端な例ですが、計算はこのような感じになります。
つまり、従来は細かな利用の積み上げでポイントが貰えましたが、変更後は100円未満の買い物を繰り返しても、1ポイントも還元されません。
これが、1万円程度の買い物を繰り返すと、あまり影響がありません(ないわけではありませんが、還元率が1%に近くなります)。
対策方法
こういった状況で、コンビニでPBの100円未満の飲み物などを買うときなどの、細かな買い物に対策が必要になります。以下の方法で対策がとれます。
電子マネーで買い物をする
楽天カードは、楽天キャッシュ、楽天Edy、Suicaチャージ(モバイルSuica、Apple PayのSuicaと楽天ペイの連携が必要)で、0.5%の還元があります。
細かな買い物は、楽天ペイ(楽天キャッシュ)、楽天Edy、Suicaなどの電子マネーでの支払いが良いでしょう。
楽天キャッシュと楽天Edyは相互交換ができるようになったので、それぞれ残高が分散してもまとめられるので便利です。
まとめ買いをする
買ったものを保存できる状態であれば、100円以上になるように、そして100円未満の端数ができるだけ少なくなるよう、まとめ買いをしてしまいます。
これにより、全くポイントが貰えない状況は避けられます。
おわりに
楽天カードの還元ポイント計算方法変更とその対策方法についてまとめました。
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