S&P500など、米国株やインデックス連動ETFのへの投資が普及してきました。
てすも米国株、VOOへ、毎月1000ドルの範囲で自動買付を行っています。
金融資産では、収入時点で、日本円と米ドルをほぼ半分つづぐらいで分散しています。
収入は日本円であることが多いと思いますので、米ドル資産づくりを自動化する方法についてご紹介します。
米ドルで資産を保つ意味
外貨については普及してきているものの、まだまだ躊躇している方が多いと思います。
実際に生活するのは日本円ですから。
しかし、円安局面にあり、ドル資産を持っていることは、リスク分散の面で多くのメリットがあります。
てすが認識しているメリットは以下のとおりです。
- 世界の基軸通貨である
- 国が成長している
- 軍事力が強い
- 日本円では買えないものもある
- 為替変動による資産リスク分散ができる(令和4年の円安ドル高局面には威力を発揮している)
つまり、信用力だと思っています。
よく、外貨は日本円と比較して金利が高いことがメリットだとか言われていますが、この点はあまり意識していません。
金利が高いだけなら、資源国通貨など、米ドルより金利が高い通貨はいくらでもあります。
米ドル資産づくりは、国内であればSBIグループが便利
では、どこで米ドル運用をするかという話になりますが、国内においては、SBIグループ(住信SBIネット銀行、SBI証券)が良いと思い、実際に活用しています。
SBIグループが良いと思うポイントは下記のとおりです。
- 日本円→米ドルの為替手数料が安い
- 米ドルだけでの流動性が確保できる
具体的には住信SBIネット銀行とSBI証券の連携機能を利用すると以下のようなメリットがあります。
- 住信SBIネット銀行
- 住信SBIネット銀行の為替手数料が安い
- 日本円→米ドルの自動買付ができる(定期買付だと、為替手数料が通常の半額)
- デビットカードで、米ドルでの支払いが可能(為替手数料無料、決済手数料が一定回数まで実質無料)
- 米国などで、ATMでの現金引き出しが米ドル預金から可能(為替手数料無料)
- 国内外の銀行と米ドルでの送受金が可能
- SBI証券
- 米国株/ETFの売買が可能で手数料が安価(定期買付も可能)
- 米ドルのままの入出金が可能(住信SBIネット銀行とは手数料無料、入金はリアルタイム)
- 住信SBIネット銀行から、定期的に自動入金が可能(手数料無料)
これらの特徴を利用して、資産構築を自動化します。
多くの銀行/証券会社では、
- 為替、入金、株/ETF購入が自動化できない
- 入出金は日本円のみ(日本円↔米ドルで往復為替手数料を取られる)か、米ドル入出金ができたとしても多額の手数料が取られる
- 米ドル決済ができない(為替手数料が取られる)
など、手間と為替手数料が馬鹿になりません。
海外旅行やAmazon.comなどでの買い物や、米ドルで支払う必要があるサービスを利用するときは、米ドル決済したくなりますよね。
SBIグループはこれを解消してくれているのです。
積み立て方
基本はドルコスト平均法で
為替変動や、株/ETFにも価格変動があります。このため、投資は何事も、時間の分散は必要と考えています。
このため、一定額を米ドルへの交換や株/ETFを購入する、ドルコスト平均法が良いと思います。
あとは自動化設定
まずは米ドルへの交換。
- 住信SBIネット銀行
- 米ドルの定期買付を設定する
貯金だけしたい人はここまで。
米国株/ETFを買いたいときは、
- SBI証券
- 住信SBIネット銀行からの米ドル定額自動入金を設定する
- 購入したい銘柄の定期買付を設定する
あとは株の複利の効果を待つだけです。
また、米ドル決済で買い物をしたい場合は、
- 住信SBIネット銀行
- デビット決済通通貨指定を行う
※デビット決済で、デフォルトでは円預金口座(日本円決済)から引き落とされます。このときは多額の手数料がかかってしまいますので、この設定を忘れないようご注意ください。
- デビット決済通通貨指定を行う
以上で完了です。
おわりに
日本円から米ドル資産を作る自動化についてご紹介しました。
やってしまえば、意識せずに米ドル資産が積み上がっていきますね。
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