東京都渋谷区が推進しているデジタル地域通貨として、「ハチペイ」があります。
かなりお得な状況になっているので、この内容を見ていきます。
ハチペイとは?
ハチペイは、東京都渋谷区が推進する、スマホの決済アプリです。
令和4年11月1日からサービスが始まりました。
利用対象者は誰でも利用できます(渋谷区民以外でも可能)、
使い方
使い方はいたってシンプルです。
初期設定
初期設定は以下のように行います。
- ハチペイアプリ(iOS/Android)をスマホにダウンロード
- アカウント登録
必要事項を登録します。
サイフが設定され、初期では「メインのサイフ」が設定されます。
渋谷区民認証
渋谷区民であれば、区民限定のサービスを受けられることがあります。
このため、アプリで渋谷区民認証を行います。
渋谷区民認証には以下が必要です。
- マイナンバーカード
- LINE Payアカウント
アプリからLINE Payで認証し、その後にNFCでマイナンバーカード(電子証明書)を読み取ることで完了です。
LINE Payアカウントの必要性はわかりませんが、現状、このような仕組みになっています。
有効期限は半年で、半年ごとに渋谷区民認証を行う必要があります。
また、マイナンバーカードの電子証明書は15歳以上の方のみ発行されるので、実質15歳未満の方は渋谷区民認証を受けられません。
ハチペイマネーチャージ
事前に「ハチペイマネー」を「メインのサイフ」へチャージを行います。
チャージはできる方法は以下のとおりです。
- セブン銀行ATM
- 専用チャージ機(渋谷区の施設に設置)
- クレジットカード(VISA、MasterCard、JCB、American Express、Diners Club)
クレジットカードチャージの上限は、2万円/回、2万円/日、10万円/月(最終チャージ日から30日間)となっています。
支払い
アプリを起動し、お店に置かれているNFCタグへスマホをかざすか、QRコード読み取り後、金額入力して支払い処理で完了です。
使えるところ
渋谷区内の加盟店で利用できます。
サービス開始して数ヶ月であり、今後の普及に期待したいですが、既に渋谷区内のオーケーなど、食品スーパーなどでも利用できるようになってきています。
ポイントがもらえる
ハチペイの利用によって、ポイントが還元されます。
ポイントは、ハチペイマネーと同じように支払いなどに使えます。
ポイントの有効期限は1年です。
ハチペイマネーの送受ができる
個人間でQRコードを利用して、ハチペイマネーの送受ができます。
割り勘などで支払う時に便利ですね。
まちのコイン(ハチポ)がもらえる
ハチペイのお店などの利用で、まちのコイン(ハチポ)がもらえます。
前節のポイントとは異なるものです。
ハチポ自体は支払いなどには利用できません。
現状、何に使えるかわかりませんが、今後の展開に期待したいところです。
お得情報
現在、ハチペイの利用で、大盤振る舞いのお得なキャンペーンが行われています。
- アカウント登録で500ポイントもらえる
初期登録で、500ポイントもらえます(令和5年3月31日まで)。
→ 上限人数を超えましたが、令和5年4月以降も継続されています。(3月27日更新)
- 渋谷区民認証で1000ポイントもらえる
渋谷区民認証すると、1000ポイントもらえます(令和5年3月31日まで)。
→ 1年延長され、令和6年3月31日までとなっています。(令和5年3月27日更新)
- 8(ハチ)%ポイント還元キャンペーン
ハチペイでの支払いで、ポイント8(ハチ)%還元(上限888pt/回)されます(令和5年3月31日まで)。
→ 1年延長され、令和6年3月31日まで還元されます。(令和5年3月27日更新)
→ さらに半年延長され、令和6年10月31日までとなっています。(令和6年3月27日更新)
- 30%ポイント還元キャンペーン
3万ダウンロード記念として、利用でポイント30%還元(上限1万pt)されます(令和5年2月1日〜28日)。
→ 3月8(ハチ)日まで延長されています。
1万ptに達したあとは、8(ハチ)%還元されます(上限888pt/回)。
- ハチペイデジタル商品券で1万円で、1万5千円分もらえる(渋谷区民認証限定)
渋谷区民認証限定ですが、1万円のハチペイデジタル商品券(有効期限1年)購入で、5千円分のクーポンがつきます。実質33%還元です(令和5年3月31日まで)。
最大2万円まで購入可能です。
「メインのサイフ」とは別に「ハチペイデジタル商品券」のサイフが作られます。
おわりに
渋谷区限定ではありますが、スーパーなど、生活密着の店で利用可能になっており、かなり使いやすくなっています。
他の自治体でも普及を期待したいところです。
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