リクルートカードは、リクルートポイント還元率1,2%と高還元の部類に入るクレジットカードです。
リクルートポイントは、Pontaポイントやdポイントへ等価交換できます。
提携クレジットカードブランドにより少し条件が違うので、入会申し込みの前に検討スべきことをまとめます。
クレジットカードの機能
リクルートカードの種類(提携ブランド)はVISA、MasterCard、JCBの3種類があり、それぞれの機能は以下の表のようになっています。
カードブランド | MasterCard/VISA | JCB |
発行元 | 三菱UFJニコス | JCB |
年会費 | 0円 | ← |
ポイント還元率 | リクルートポイント1.2% | ← |
電子マネーチャージ ポイント加算対象 | nanaco、楽天Edy、 モバイルSuica、SMART ICOCA | nanaco、モバイルSuica |
電子マネーチャージ還元率 | 1.2%(上限3万円/月) | 0.75%(上限3万円/月) |
タッチ決済 | Apple Pay、Google Pay、 Quicpay | Apple Pay、Google Pay、 Quicpay、カード |
旅行保険 | 利用付帯 (国外2,000万円、国内1,000万円) | ← |
検討すべきこと
カードの機能を比較して、検討すべきことをまとめます。
電子マネーチャージ還元率
リクルートカードは、電子マネーチャージもポイント還元対象になっているので、電子マネーチャージを目的に利用するユーザーも多いと思います。
MasterCard/VISAと比較し、JCBは対象が少なく、また、還元率0,75%と低いです。
※実際には、VISAではApple PayのnanacoへApple Payチャージできないので注意が必要です。
尚、モバイルSuicaのみをターゲットとする場合は、ビューカード(1.5%還元)のほうがおトクで、オートチャージも可能なので便利です。中でも年会費実質無料のビックカメラSuicaカードが良いでしょう。
入会キャンペーン
リクルートカードのJCBについては、継続的に入会キャンペーンが実施されています。現在、入会で1,000円分ポイント+初回利用1,000円分ポイント+携帯電話料金支払い4,000円分ポイントで、合計6,000円分ポイントがもらえます。
さらに、同時に家族カードとETC入会で1,200塩分のポイントがもらえます。
また、各種ポイントサイトでも、JCBブランドのみ対象となっています。
ポイントサイト (リンクは紹介ページへ移ります) | 還元ポイント(還元額) (令和5年9月現在) |
モッピー | 1,600pt (1,600円) |
ワラウ | 1,300pt (1,300円) |
ポイントインカム | 1,100pt (1,100円) |
ハピタス | 1,100pt (1,100円) |
ちょびリッチ | 2,200pt (1,100円) |
JCBブランドは、入会キャンペーンで最大7,600円相当を獲得できる計算になります。
MasterCard/VISAについては、ほぼキャンペーンが行われていません。
前章で、JCBはMasterCard/VISAと比較して、電子マネー還元が低いことをご紹介しましたが、この入会ボーナス分は一定期間MasterCard/VISAのチャージ利用で吸収できます。
入会キャンペーンの中には、携帯電話料金決済など、すでに他のクレジットカードなどで決済しているユーザーは、わざわざリクルートカードに変更しないパターンもあると思います。適用パターンに合わせたMasterCard/VISAでの回収期間をまとめます。
入会キャンペーン | パターン1 | パターン2 | パターン3 |
入会(1,000pt) | ◯ | ◯ | ◯ |
初回利用(1,000pt) | ◯ | ◯ | ◯ |
携帯電話料金支払い(4,000pt) | ◯ | ☓ | ☓ |
ポイントサイト経由(1.600円) | ◯ | ◯ | ☓ |
入会キャンペーン還元額合計① | 7,600円 | 3,600円 | 2,000円 |
MasterCard/VISAでの必要電子マネーチャージ額 (①÷0,45%(JCBとの還元率の差)) | 約169万円 | 80万円 | 約44,5万円 |
MasterCard/VISAでの必要利用期間 (毎月3万円チャージ利用した場合の利用期間) | 4年9ヶ月 | 2年3ヶ月 | 1年3ヶ月 |
電子マネーの還元対象は月3万円が上限ですので、毎月3万円チャージを最長4年9ヶ月継続して利用すると回収できます。
対象の電子マネーを長く利用するユーザーはMasterCard/VISAのほうが有利でしょう。
Apple Payやコンタクトレス決済
MasterCard/VISA、JCBともにApple PayやGoogle Pay、Quicpayに対応しています。
また、JCBは、カードでタッチするコンタクトレス決済にも対応しています。
しかし、カードタッチは、Apple Pay、Google Payで同等の機能が利用できるので、大差はないでしょう。
コード決済チャージなど
コード決済を利用するユーザーは、利用しているサービスのチャージが可能かを注意しておく必要があります。
例えば、au PAYでは、VISA、JCBブランドでのチャージは一部のカードに限られるため、リクルートカードはMasterCardのみ利用できます。
おわりに
リクルートカードの入会申し込みをするときに、検討することについてまとめました。
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