Appleウォレット(Appleサイト)がかなり普及してきました。クレジットカードのタッチ決済だけでなく、従来からのiD、QUICPay、プリペイドカードのSuica/ICOCA、nanacoなど、さまざまなところでApple Payを利用できる状況になっています。
航空券も早くから対応しており、Appleウォレットの前身のPassbookのときからJAL・ANA共に対応しています。
このように、航空券をAppleウォレットに追加して利用する機会も増えていると思います。
ANAは以前はICカードタッチを利用することもできましたが、令和5年3月に廃止され、現在はAppleウォレットに登録し、検査場や搭乗改札でAppleウォレットに登録した航空券のQRコードを読み込ませるユーザーも多いと思います。
しかし、ここで問題がおきました。この問題と対応方法をまとめます。
問題と対策
iPhoneやApple WatchでAppleウォレットに登録した航空券のQRコードを表示し、検査場や搭乗改札の読み取り機に当てると、エラーが起きてしまうことがあります。てすは利用時に最低1回はエラーが起きています。画面を見ると、表示しているQRコードが消えて、Appleウォレットのカード一覧の画面に戻っています。
これは、iOSの仕様で、ICカードタッチの電波をキャッチすると、ウォレットが反応するために起きることです。
ANAはICカードタッチを廃止したまでは良いのですが、読み取り機を更新していません。このため、読み取り機はICカードタッチの電波を発信し続けています。これにAppleウォレットが反応してしまうための現象です。
ANAコールセンターへ問い合わせると、この現象を把握しているようで、一部の場所では、防磁カバーを置いているとのことです。
このため、エラーが起きたら、近くのスタッフに防磁カバーを被せてもらうよう依頼すると良いでしょう。
おわりに
スタッフも改札で立って見ているだけでなく、現象を見たらすぐに対応してほしいところですね。対応が現場に伝わっていないのかもしれません。
てすは何度か読み取りに失敗して、搭乗行列から一旦離れて並び直してやり直したこともありますので(それでも何度か失敗しました)。
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