令和5年10月31日に、AppleがAppleシリコン3代目となるM3を搭載したMacBook Pro、iMacを発表しました。
発表のタイミングは、今回は日本時間午前9時からだったので、日本ユーザーにとっては優しい時間でした。
今回発表の大きな特徴は、M3チップの発表とそのMacBook Pro、iMacへの搭載による性能向上です。
この発表で思うことです。
M3チップの特徴
M3チップは、M3、M3 Pro、M3 MAXの3種類あり、3nmプロセステクノロジーの採用により集積度が増すことで処理性能が上がっています。主な特徴は以下のようなものです。
- GPUの性能向上
- メモリ使用量域の効率化
- ハードウェアアクセラレーテッドレーシングなどのレンダリング機能を搭載:M1より2.5倍高速
- Neural Engineの性能向上:M1より60%高速
- CPUの性能向上:M1より高性能コア30%、高効率コア50%高速化
- 消費電力削減:M1の半分
モノは3回作ると理想に近づく
よく、モノは3回作ると改良などで使いやすいものになると言われます(M1が使い物にならないものという意味ではない)。
- iPhoneは、初期のものとしてはiPhone 3が使いやすいとして人気がありました。
- Windowsは、Version 3からようやく使える状態になりました。
- 「家な3回建てないと理想の家にはならない」と言われます。
その他、うまく行かないときには「三度目の正直」という言葉があります。
このように3回目というものが非常に重要です。
今回のM3搭載MacBook Pro、iMacも3度目のチップ採用で、理想形態に近づいたのでしょうか。
もちろん、これで終わりではなく、今後の技術革新で更に進歩していくことに期待したいですね。
おわりに
M3搭載MacBook、iMacが発表され、製品の歴史でどう位置づけるのかについて考えてみました。
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