QRコード決済で、PayPayが普及しています。
中には、クレジットカードやSuicaなどの電子マネーは利用できないが、PayPayだけは利用可能という店もあります。
このPayPayですが、令和5年8月から大改悪になりますので、内容をまとめます。
(令和5年6月22日追記)
PayPayカード以外のクレジットカードが利用できなくなる大改悪は、1年半延期され、令和7年1月からになります。令和6年末までは現状のVISA/MasterCardで利用可能なようです。
多くの声を無視できなかったのでしょう。
PayPayの利用方法
PayPayの利用方法はこちらにまとめていますので、詳細はご確認ください。
コード決済アプリ利用方法まとめ – てすの暮らしの知恵 (tesu-go.com)
改定の内容
今回のPayPayの内容は以下の2点です。
改定前 | 改定後(令和5年8月〜 → 令和7年1月〜) | |
利用可能クレジット決済 | VISA、MasterCard (令和5年7月以降は登録不可 → おそらく令和6年12月) | PayPayカードのみ (PayPayあと払いを利用) |
チャージ手数料 | 無料 | (令和5年8月〜(変更なし)) 1回目無料、2回目以降2.5% (ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いが対象) |
クレジット決済がPayPayカードのみ利用可能になったのは、クレジットカード直接決済を廃止し、PayPayあと払いに一本化するためと思われます。
また、ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いを利用したチャージ手数料が2.5%となり、今の銀行預金利息(普通預金)が0.001%であることを考えると、とても高い手数料になります。このため、今までソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払いでチャージ利用していたユーザーは、この方法でのチャージを月1回までとし、「PayPayあと払い」や「銀行口座」、「ATM」からのチャージを利用する必要があります。
おわりに
今までPayPayは大々的な還元キャンペーンを展開したりしてきましたが、この回収も必要で、更に収益向上に対しては、店舗への手数料を上げるわけにはいかず、ユーザーから手数料取るしかなく、PayPayカードの利用で手数料回収できない部分を改悪していると思います。
個人的にはユーザー絞り込みのための自分よがりな変更としか思えません。
▼ソース
クレジットカードの新規登録および利用の停止について – PayPayからのお知らせ
PayPay残高チャージ時の「ソフトバンク・ワイモバイルまとめて支払い」での手数料に関するお知らせ – PayPayからのお知らせ
一部クレジットカードの新規登録および利用停止の見直しについて – PayPayからのお知らせ
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