クレジットカードの申込書から何を見ているかが垣間見える話

雑記

クレジットカードの申し込み対象を見ていると、よく年齢以外に「安定継続収入のある方」と表記されているのを見かけます。

実際に申込書を見ると、一般カードを中心に勤め先、年収を記入する欄があります。ところが資産内容を聞いてくることはあまりありません。

また、いわゆるプレミアムカード(ダイナースクラブ、アメックスゴールド他)だと、上記以外に資産内容、保有資格(士業など)を記入することが多いです。

クレジットカードを利用してもらう消費生活にはキャッシュフローが必要ですが、キャッシュフローを生み出す人は2パターンあります。

  • 1点目は、主に給料から生活費を捻出している人。資産はあまり持っていない。このため、どこかの会社からの給料があれば、安定収入があるので、安定的に利用してもらえる。(主に若年層)
  • 2点目は、主に資産から収入を得ている人。多くの資産を持っており、その資産からから収入を得ている(利息・配当や不動産)。給与収入があまりなくても、資産から生み出す安定キャッシュフローが大きい。(主に中高年層)

このように、クレジットカードのランク付けは、その人のライフステージに合わせたサービスとなっていると思われます。プレミアムカードは年収より、保有資産などを見て、持ってほしいユーザーの選別を行っているものと思います。

よく、プレミアムカードを持つための審査通過テクニックなどを見かけますが、こんなことを意識しているより、勤め先の会社の信用に頼るものでもなく、時間を使って十分に資産を積み上げ、2点目にあるような自身の信用力を作ったほうが良いと思います。

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