よく、一括投資と分割投資のどちらが効率的な投資かという議論があります。
てすが考えるどちらのほうが効率的かということについてまとめておきます。
結論でいうと、どちらが効率的というわけではなく、ユーザーの状況に応じて選べばよいと思います。
ここでは、長期投資を前提としておきます。
例えば手元に100万円あったとします。一括投資と積立投資は、1回で100万円投資するのか、毎月10万円ずつ10ヶ月かけて投資するのかの違いです。
この違いで考えるところは、複利効果を期待するのか、値動きに期待するのかの違いだと思います。
一括投資は、投資した時点から複利効果を期待できます。しかし、価格変動により評価損失を出す可能性もあります。
分割投資は、少しずつ投資する分、複利効果も遅くなります。しかし、積立期間内ので価格変動で高いとき、安いときの投資平均価格の平準化ができる期待ができます(結果的に平均投資価格が一括投資よりも高くなるときも低くなるときもあります)。しかし、てすはこれは潜在的な値動き期待だと思っています。値段が低いタイミングを捕まえられないから、分散して購入しておこうという意識が働いてる可能性があります。
このように、価格変動を気にせず、放置しておき、価格が戻ってきて、更に複利効果を期待するユーザーはする投資家は、一括投資が良いと思います。ただ、注意しておくべき最も向かないのは、投資していないと気がすまない人だと思います。なぜなら投資しているものがなければなにか買わないと気がすまず、価格が高いときに投資するという行動に走ってしてしまう危険性があります(損失確率が高くなります)。
逆に価格変動を気にする臆病なユーザーは積立投資が良いと思っています。
おわりに
実際問題、手元にまとまったお金があって一括投資するのではなく、手元にお金がなく、毎月の給料から一定額を投資するのは、見た目は積立投資になりますが、一括投資と同じと思っています。なぜなら、それは単に投資時点で手元にお金があるかないかの違いで、手元にあるお金をすべて投資しているには違いがないのですから。
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