令和6年は甲辰の年

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令和6年は、干支は甲辰(きのえ・たつ、こうしん)の年です。

甲辰の年は、革新が始まり、しかしいろいろな物事とすり合わせながら徐々に進めていく年になります。

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甲辰の意味

「甲」は鎧で、種が硬い殻(鎧)を破って目を出すときに当たります。社会においても、革新が始まる時期に当たります。

「辰」は、理想に向かって慎重に、妨害・抵抗と戦いながら進めていくという意味になります。振、伸、震に通じる文字でもあります。

「甲辰」は社会において、革新が始まるも、現在の体制に居座っている利権からの妨害・抵抗と戦いながら、慎重に伸ばしていくということが言えます。

甲辰の年の出来事

干支は60年に一度還る、いわゆる還暦になりますが、以前の甲辰の年は、以下のような出来事がありました。

昭和39年(1964年)

60年前の甲辰は昭和39年になりますが、以下のような出来事がありました。

特に新幹線の開業は、東京-大阪を日帰りできるようになり、ビジネスのあり方を一変させ、日本経済が大きく飛躍する原動力になりました。

明治37年(1904年)

120年前の甲辰は、明治37年になりますが、以下のような出来事がありました。

まだ途上国であった日本が大国ロシアと戦う事になりましたが、日本側は同盟など周到に準備し、大変な苦労をしながらも朝鮮半島からのロシアの影響力を排除できました。そして、五大国へ成長の道を歩み始めました。

否が応でも体制を作り直す時期

このように甲辰の年は多くの変革を伴う出来事がありますが、令和6年甲辰の年も、いろいろな不穏な状況にあります。

世界の状況を見ると、ウクライナへのロシアの軍事侵攻、ハマスのテロ、日本周辺においては北朝鮮のミサイル発射、中国の軍事強化による台湾有事危機など、情勢が変わりつつあります。

今年は海外では、米大統領選挙や台湾総統選挙があり、体制が変わり、日本を取り巻く政策に変化がある可能性があります。

日本は平穏に年を迎えられたと思ったら、元日に能登の方で大きな地震があり、身を震わせ引き締めさせる事が起きました。

このような状況が変わりつつある中、他国に頼り安穏としていられる状況ではなく、国内でも少子化で人手不足が加速する中、当に自分のことは自分でできるようにするという社会の革新が否が応でも必要な時期に来ているように思います。

おわりに

身の回りの生活や投資などにおいても、他人任せではなく、自分のことは自分でできる、独立精神確立のへの革新を慎重に始めなければならない年になりそうです。

▼参考文献

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