個人向け国債の滑稽な説明

資産管理

財務省から、毎月、個人向け国債(財務省サイト)が発行されています。

今後、金利が上がることが予想されることから、てすも定期預金を個人向け国債(変動10)へ順次切り替えを始めています。

変動10が良い理由は以下で説明してます。

ここで、個人向け国債を申し込むにあたり、違和感を感じる説明文がありました。

スポンサーリンク

注目説明内容

販売している銀行・証券会社などの商品説明資料を読むと、以下のような記述があります。

国内債権の取引にかかるリスク(引用:楽天証券)

他の銀行・証券会社でも同様の記述があります。

一般論としては正しいと思います。

ここで、「債権を発行する組織(発行体)」とは、個人向け国債では国を指すわけですが、国が債務返済不能状態に陥る(デフォルト)と、円の価値がなくなります。

円の価値がなくなれば、財布のお金や銀行預金などもすべて価値がなくなります。預金利息ぐらい払ってもらえるのかもしれませんが、それはほぼ無価値です。

このような説明をされると、国債はなくなるが、預金は残ると言われているようで、他人事のような説明には唖然としてしまいました。

意識しておくこと

個人向け国債は元本保証には最も安全な商品の1つですが、金利が安く、インフレ負け(物価高ために残高価値が目減りする)する可能性があります。

また、円を信用できないなら、米ドルなど外貨も一部持っておく必要があります。てすは半分ぐらいは米ドルになっています。

おわりに

個人向け国債の商品説明資料の違和感を感じたところについてまとめました。

▼関連記事

てすの暮らしの知恵

コメント

タイトルとURLをコピーしました