令和7年5月14日に、MM総研から前年度のスマホ出荷台数のシェアの調査結果(下の情報ソース)が発表されました。
これを見て、上位5位に準日本メーカーが入っていないのです。
前々年にはXperia(ソニー)が5位に入っていたのですが陥落しています。
下表は当初あった国産メーカーのスマホと現在の状況です。
スマホブランド (()内はNTTドコモ型番) | 当初のメーカー | 令和7年5月現在のメーカー |
Medias(Nxxx) | NEC | (撤退) |
arrows(Fxxx) | 富士通 | FCNT(レノボ(中国)傘下) |
ELUGA(Pxxx) | パナソニック | (撤退) |
AQUOS(SHxxx) | シャープ | シャープ(鴻海精密工業(台湾)傘下) |
Xpeira(SOxxx) | ソニー | ソニー |
ブランドなし(KYxxx) | 京セラ | 京セラ |
6社あったものが、2社は撤退、2社は他国メーカーによる買収で、かろうじて2社が残っている状況です。
原因は、国内向け機能に特化したものを生産し、海外展開ができなかったことから外国メーカーに規模で負けてしまったことが挙げられます。
将来はスマホがすべて外国産になり、データを外国へ抜かれるようになるのかもしれません。
Xperia(ソニー)には外国向けにも販売しており、何とか持ちこたえてもらいたいところです。
▼情報ソース
スマートフォン出荷台数が3年ぶりに3000万台規模に回復(MM総研)
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