新NISA(金融庁サイト)が始まり、つみたて投資枠の年間投資枠が大幅に拡大(年120万円)されたことから、証券各社の投信クレカ積立の月額積立額を従来の5万円から10万円(年間120万円となり、年間投資枠一杯に積み立て可能)に令和6年4月買付分から拡大されているところが多いです。
これに伴ってか、三井住友カード(SBI証券クレカ積立)がポイント付与条件と付与率が変更(改悪)されます。
ポイント付与条件と付与率の変更内容
令和6年11月買付分(10月10日積立設定締め切り)から、ポイント付与条件と付与率が変更され冷ます。変更内容は以下の表のとおりです。
従来はクレカ積立に対して一律のVポイントが付与されていたものが、付与率の低下に加え、利用額の付与条件が加わります。
改定前 | 改定後 | 備考 | |||
付与率 | 付与率 | α付与条件 (年間利用額) | 合計 | ||
プラチナプリファード | 5.0% | 1%+α | 500万円:2% | 3% | 1%分:毎月付与 α分:カード継続月から2カ月後に付与 |
300万円:1% | 2% | ||||
300万円未満:なし | 1% | ||||
プラチナ | 2.0% | 同上 | 300万円:1% | 2% | 同上 |
300万円未満:なし | 1% | ||||
ゴールド (Oliveフレキシブルペイ、 その他プロパー) | 1.0% | α | 初年度、 100万円以上:1% | 1% | |
10万円以上:0.75% | 0.75% | ||||
10万円未満:0% | 0% | ||||
上記以外 (Vポイント対象カード) ANAカードなど提携カード含む | 0.5% | α | 初年度、10万円以上:0.5% | 0.5% | |
10万円未満:0% | 0% |
ANAカードなど提携カードは、一番下の条件になります。
ゴールドカード、ノーマルカード、提携カードは10万円未満の利用ではポイントが付与されなくなってしまいます。
また、年間利用額には、以下のものは集計対象外となっており、非常に厳しいものとなっています。
- SBI証券投信クレカ積立分
- 年会費
- ローン返済
- 各種手数料
- ATM引き出し額
- 電子マネーチャージ
- 楽天Edy、WAON、nanaco、モバイルSuica(定期券、特急券、グリーン券購入含む)、モバイルPASMO、モバイルICOCA(定期券購入含む)、ANA Pay、三井住友カードプリペイド、スマホアプリ「Vポイント」
- 国民年金保険
- 一部保険料
おそらく、カードを投信積立だけに利用しているユーザーへの買い物利用促進や、プラチナユーザーの継続を促進するための施策でしょうか。
てすはANAカードで積み立てしているので、利用額により影響を受けてしまいます。
おわりに
こういった改悪をなされると、次にどのような改悪があるかと心配になり、利用する気を削がれてしまいます。
▼情報ソース
「三井住友カード つみたて投資」積立設定上限額の引き上げおよびポイント付与率改定のお知らせ (smbc-card.com)
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