てすはもともとお金の出入りを記録する癖があったので、資産形成に大きく役立ったと思います。
資産管理というとピンとこない方もいらっしゃるかもしれないですが、
- 財布にいくら入っているの?
- いつどこで何に使ったの?
- クレジットカードはどのくらい使ったの?
- 銀行口座の残高は?
- 収入はどこからあって、いくら?
- 収入と出のバランスは?
- 今月いくら貯金できた?
- 株はどのくらい持っている? 儲かってるの?
などを把握して、今自分がどんな状態かを理解することです。
普段の生活費はいくらか、無駄遣いがないか、今いくら持っているのかなどを理解することです。
家計簿をつける話かと思うかもしれませんが、家計簿以上に資産を把握するして分析できることが目的なのです。
手作業で帳簿をつけるのはなかなか続かないので、ツールを活用していきましょう。
資産管理ツールには何が必要か
資産管理ツールと言っても何したらいいの?っと思うかもしれないですが、てすが今まで記録を続けてきて、4つにだどり付きました。
- 複式簿記に対応している
複式簿記というと難しいものに聞こえてきますが、どこ(どの口座や現金)からどこへ何に(食費など)払った、またはもらった(給料など)のか、ATMでお金を引き出したのかなどをつけていくことです。これによりお金の流れが見えるようになってきます。
- 証券(株式や東進信託など)や固定資産(土地建物など)の管理ができる
家計簿アプリだと、使ったお金などはわかるようになりますが、株式などの売買を行うと、いついくらで何株買ったのか、今持っている株数はいくらなどの管理が必要になります。
- 予定取引に対応している
将来の子供の学費のような遠い先ではなく、毎月や毎年定期的に発生する収入、支出を予め予定すると、いつ何にいくら必要かの管理ができるようになり、収入と支出のバランスに安定をもたらします。
- 外貨に対応している
日本円のみの資産であれば、不要です。現代は米ドルや米国株などの外貨資産を簡単に持てる時代ですので、外貨建ての資産を円で管理するには無理がありますので、外貨建てで管理できること、また、その為替レートも管理できることが必要となります。
ビットコインなどの暗号通貨の管理にも応用できたりします。
- 集計ができる
お金をもらった、使った内容を記録しても、今までいくらもらっていくら使ったのか、残高はいくらを把握できなければ単なる記録で終わってしまいます。資産全体を把握する上での重要なものです。
これで貸借対照表(バランスシート)も自動集計により自動で作成できます。
資産管理ツールはどんなものがある?
オンライン家計簿サービスが多く出ていますが、過去のデータ保存に制限があったり、費用がかかるなど、制約が多いのも事実です。てすが使ってきたツールでこれっと思ったものをご紹介します。
- Microsoft Money(マイクロソフトマネー)
マイクロフトが開発・販売していたツールですが、2007年頃に開発が打ち切りとなり、今はMicrosoft Money Plus Suset Deluxが無償でダウンロード、利用できるようになっています。
てすもこれが入り口でした。今でも根強い人気があるツールです。
Windows XP対応ですが、Windows 10でも動作し、優秀なツールです。
(Microsoft Money Plus Sunset Deluxをダウンロードできるサイトに変化があるようなので、適宜検索してください)
- GnuCash
The GnuCash Projectが開発し、GNU GPLライセンスに基づき無償公開されています。
MacOSX、Linux、Windowsにも対応しています。日本語にも対応しています。
MacOSXはインテルMac用のものが配布されていますが、M1 MacでもRosettaで動作します。
てすは、元々はMicrosoft Moneyを利用していましたが、Macで利用したいのでGnuCashへ移りました。
フリーの財務ソフトウェア | GnuCash
GnuCash は個人または小規模ビジネス向けの財務ソフトウェアです。GNU GPL ライセンスに基づきフリーで提供されています。GNU/Linux、BSD、Solaris、Mac OS X および Microsoft Windows で利...
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