ファストフード店やコーヒーショップを中心に、スマホアプリを利用して、オーダーするモバイルオーダーが数年前から始まっています。
アプリで注文内容と受取店舗を指定して、クレジットカードやプリペイド決済などでオーダーすると、カウンターでオーダー受付のために並ばなくても商品を受け取れるというものです。
てすも利用しており、スターバックスなどで買う際には、街中で歩いていく方向にある店舗を受け取りに指定し、Apple Payで決済してコーヒーをオーダーします。すると、出来上がりまでの時間が通知されるので、お店に着く頃には出来上がっており、すぐに受け取れます。
元々は新型コロナウイルスの影響により、密集を避けるために始まったサービスですが、このように、歩いている時間に出来上がるので待ち時間もなく、タイパが良い便利なサービスですが、あえて利用しないこともあります。
モバイルオーダーを利用しないとき
モバイルオーダーを利用しないときは、店頭で買ったほうが有利な場合です。
例えば以下のものがあります。
- 店頭の支払時に、ポイントカードを提示するとポイントを貰えるとき
- 割引クーポンなどを適用したいとき(紙、または店舗やコード決済、ポイントアプリで提供されるものなど)
- 現金払いのとき(ほとんどない)
モバイルオーダーは、通常購入のみに対応し、ポイントカードや割引クーポンには対応していないことが多く、この場合は店頭での購入が有利になります。
マクドナルドでは、店頭支払いでのみ楽天ポイントやdポイントのカード・アプリの提示でポイントがもらえましたが、令和6年1月15日から廃止になりました。還元を減らすことと、モバイルオーダーを普及させたい意思があるのかもしれません。
ユーザーは有利な方法へ流れるため、店頭とモバイルオーダーを同じ条件にすれば、モバイルオーダーのユーザーが拡大する可能性があります。
おわりに
とあるスターバックスでは、土休日は定常的に長い行列ができています。公園内にある店舗なので、お客さんが集まるのは仕方のないところですが、日差しの強い中、辛抱強く並んでいる光景がいつも印象に残ります。
スターバックスは店頭とモバイルオーダーに違いがないので、モバイルオーダーを知らないのか、その他に並ぶ理由があるのかどうかはわかりませんが。
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