令和6年から新NISAが始まり、株式の定期積立買付ができる証券会社が増えてきました。
令和6年11月現在、株式の定期積立買付ができる証券会社をまとめておきます。
株式の定期積立買付とは?
定期積立買付というと、投資信託で毎月一定額買付するということを想像すると思いますが、株式も自動で定期積立購入が可能なサービスがあります。
従来からある代表的なものが「株式累積投資(るいとう)」で、1万円以上1千円単位、最大100万円までを毎月一定金額分を小数点第5位までの単位で買付できます。
「株式累積投資(るいとう)」以外にも、定期積立買付サービスを提供する証券会社があり、買付方法が2通りあります。
- 定数買付
毎月の購入株数を決めておき、その数を買付する。
- 定額買付
毎月の買付額を決めておき、買付額の範囲で最大数買付する。
通常、単元未満株数でも買えます。このときには権利行使はできませんが、配当は持分をもらえます。配当は商品により、現金を受け取ったり、買付再投資されるものがあります。積立買付で単元株に達したら、権利行使ができたり、株主優待を受けたりできるようになります。
NISA(成長投資枠)に対応していることが多いです。
また、買い付けたものはいつでも売却が可能です。
株式の定期積立買付ができる証券会社
こういった定期積立買付ができる会社を以下にまとめます。大手系とネット証券を中心にまとめています。また「株式累積投資(るいとう)」は多くの証券会社で扱っており、ここでは省略します。
単元未満での買付は証券会社で取り扱っている銘柄に限られます
国内株式と米国株式で提供している証券会社があるので、それぞれでまとめています。
証券会社 (リンクは各社サイト) | サービス名 | 買付種類 | 最低投資額 | 買付最小単位 |
SMBC日興証券 | キンカブ 定期定額『買付』 | 定額買付 | 100円 | 0.00001株 |
大和コネクト証券 | ひな株つみたて | 定数買付 | 購入株数額(時価) | 1株 |
SBI証券 | 日株積立 | 定額買付 | 1,000円 | 1株 |
定数買付 | 購入株数額(時価) | 1株 | ||
楽天証券 | カブツミ | 定額買付 | 1,000円 | 1株 |
定数買付 | 購入株数額(時価) | 1株 | ||
auカブコム証券 | プレミアム積立(プチ株) | 定額買付 | 500円 | 1株 |
証券会社 (リンクは各社サイト) | サービス名 | 買付種類 | 最低投資額 | 買付最小単位 |
SBI証券 | 米株積立 | 定額買付 | 円貨決済:1円 外貨決済:1セント | 1株 |
定数買付 | 購入株数額(時価) | 1株 | ||
楽天証券 | 米株積立 | 定額買付 | 円貨決済:3,190円 外貨決済:22ドル | 1株 |
定数買付 | 購入株数額(時価) | 2株 |
SBI証券、楽天証券やauカブコム証券の定額買付の最低単位は1株となっているため、実際の最低投資額は1株以上の金額(時価)が必要になります。
おわりに
国内株式、米国株式ともにETFも扱っています。特に米国株式などはS&P500連動ETF(VOO)や全米株式ETF(VTI)などにも対応しているので、直接これらに投資したいユーザーは自動積立することも可能ですね。
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