GnuCashで家計簿をつけると、買い物にポイントによってどのくらい節約できているのか知りたくなります。
これを登録する方法について一案をご紹介します。
ポイントの管理方法
ポイントの登録にはいろいろな方法があると思います。
- ポイントが付与されたタイミングで登録する
- ポイントを使ったタイミングで登録する
それぞれについて見ていきます。
ポイントが付与されたタイミングで登録
ポイントの付与を管理するとうことは、ポイントの残高を管理するということです。
つまりポイントの勘定項目(資産)を作り、そこで残高管理を行います。
残高管理には、多くのポイントサービスではポイント通帳を提供していますが、これを転記するイメージです。
ポイントが付与されると、収益として、「収益:その他の収入」(雑収入)として登録することになります。
使ったときは、ポイント残高から引き落とすような形になります。
以下は、楽天Payを利用し、クレジットカードでの買い物で、一部ポイントで払った例です。
ここで、楽天キャッシュも登録していますが、楽天キャッシュは事前チャージするものなので、電子マネーと同様に残高管理したほうが良いでしょう。
この方法は、使っていないポイントも管理が可能となりますが、各ポイントの付与タイミングや有効期限などが複雑で、ポイントサイトやマイルなどのサービスを多く利用していると、管理が煩雑となります。
ポイントを使ったタイミングで登録
ポイントの残高は管理せず、ポイントを使ったタイミングで収入(その他の収入)とみなします。
ポイントの残高管理は各ポイントサービスにまかせます。
買い物などでポイントを使ったタイミングで、スプリットを使って登録します。
以下は、楽天Payを利用して、ポイントで一部払い、残額をクレジットカードで買い物したイメージです。
上の節との違いは、楽天ポイントの行が、勘定項目として、「資産:流動資産:楽天ポイント」から、「収入:その他の収入」に変わります。
そうすると、[収入-その他の収入]で、楽天ポイントの収入があることがわかります。
てすは、食費でも食料品、嗜好品、酒類、外食ぐらいには分類しているので、この方法を採用しています。
ポイントだけですべてまかなった買い物(支出がない)は、ポイント収益の勘定項目で直接投入します。
おわりに
GnuCashでポイントを管理する方法をご紹介しました。
ポイントでの収入を登録すると、ポイントでいくら節約できているのかもわかるようになりますね。
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