iPhone 16シリーズの販売が始まっています。
どういうおトクな買い方があるか整理しておきます。
iPhoneの買い方のパターン
iPhone 16シリーズは、最安値のiPhone 16 128GBのモデルで、124,800円(税込)になり、1台買うにも大きな出費になってしまいます。
一方米国では、同じものが799ドル(税別)で販売されています。なんか安く感じますよね。1ドル=120円ぐらいで慣れている人にとっては、9.6万円が相場になります。
実はこれ、円とドルの為替レートで評価すると実は現状の為替レートとそれほど離れていません。現状の日米販売価格から試算した為替レートは以下の記事にあります。
そうすると、どのような買い方があるのか整理しました。
- 円のみ持っている人
円のみ持っている人は、普通にお店で買うしかありません。
ポイント還元などを重視して購入するとよいでしょう。
- ドル資産を持っている人
ドル資産を持っている人は、選択の幅が広がります。ただし為替レートをチェックします。
ドル資産の円から交換した(またはドル収入時点での為替レート)時の平均為替レートが販売想定為替レートがより円高の場合、ドルで買ったほうが実質安くなります。
逆に円安になっている場合、ドルを使わずに円で買ったほうが安くなります。
そうすると、1年半前、または2年以上前にドルに交換した人は、概ね1ドル=120円前後で交換できていると思うので、現在の販売想定レートの方が円安になっているため、確実にドルで買ったほうがお得になります。
しかし注意しておくことがあります。国内で買う場合、国内の店舗ではほぼ外貨での決済はできません(Appleストアもできません)。
では、実質ドルで払う方法を整理します。
- 並行輸入業者を活用する
並行輸入業者で販売または購入代行しているもの(ドル払い可能なところ)、または、米国のAppleオンライショップで購入し、並行輸入業者に配送を委託する方法です。購入代行や配送委託には、Shipito(Shipitoサイト)などがあります。並行輸入手続き(税関など)なども代行してくれます。
ただし、並行輸入業者にも手数料が必要になるので、資産平均為替レートと販売想定為替レートの差により手数料負けすることもあるので注意が必要です。
また、並行輸入品は緊急地震速報や国内通信を完全にサポートないので注意が必要です。
- ドル決済専用クレジットカードを利用する
クレジットカードにはドルでの支払い前提のものがあります。これを利用すると、円で決済してもドルでの支払いになります。クレジットカードの為替手数料などはかかります。
しかし、この方法は、海外口座を持ち、それに紐づくクレジットカードが必要になります。
- ドルを円に交換する
ドルを円に交換し、国内のお店で購入する方法です。この際は、交換時の為替レートを意識する必要があります。
販売想定レートより円安に振れている場合は問題ないですが、円高に触れている場合は、お得度が下がります。
ただ、普段遣いのクレカを利用できるメリットもあります。
おわりに
iPhoneをおトクに買う方法についてまとめました。
iPhoneの購入にかかわらずですが、円だけでなくドルでも資産を持っていると、選択の幅が広がりますね。
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