多くの人は、銀行預金口座を様々な目的を持って口座開設していると思います。
てすも同じで、複数の口座があります。中には不要になった口座などもありますが、年に1回程度、定期的に有利な形で見直しをかけています。
4月の新年度になるときに使い方を見直しましたので、その例をご紹介します。
銀行預金口座目的の種類
銀行預金口座は、資産運用ではなく、普段の生活費など、簡単に現金化、移動(振込など)、元本維持するものとして利用しています。
主に以下の目的で利用しています。
- 一般費用(ふだんの生活費)
- 急な支出への準備金(病気、怪我、家や家電の故障・修理など、所謂生活防衛費)
- その他準備金(しばらく使わないが、投資環境の変化などへ対応のための心を安定のため。)
- 投資資金(現金部分)
投資資金以外は、上から順に流動性が高いことが必要になります。
見直し内容
令和6年4月に銀行預金口座の見直しで、以下のように変更しました。
資金 | 3月まで | 4月から | 備考 | ||||
銀行口座 | 実効金利 (4月現在) | ATM ・振込 | 銀行 | 実効金利 (4月現在) | ATM ・振込 | ||
一般費用 | 住信SBI ネット銀行 | 0.02% | 5・5 | 同左 | スマホATM OK 4月以降はクレカ引き落とし用 | ||
auじぶん銀行 | 0.18% | 10・10 | スマホATM OK | ||||
急な支出 への準備金 | ソニー銀行 (定期預金) | 0.02% | 7・4 | 個人向け国債 | 0.5% (4月募集分) | – | |
その他 準備金 | ソニー銀行 (定期預金) | 0.02% | 7・4 | 個人向け国債 | 0.5% (4月募集分) | – | |
投資資金 | SBI新生銀行 | 0.15% | 無制限・50 (5月まで) | 同左 | SBI新生コネクト利用 | ||
楽天銀行 | 0,10% | 2・2 | 同左 | マネーブリッジ利用 | |||
住信SBI ネット銀行 | – | – | 同左 | 外貨管理用 |
(実効金利とATM・振込はてすに適用される普通預金金利、無料回数)
まず、一般費用はATM、振込などの流動性、そして金利が有利なところ。その他はできるだけ金利が有利なところ。投資資金は証券会社との連携です。
一般費用の口座変更
一般費用については、auじぶん銀行にしました。変更によるメリット、デメリットがありますが、金利を優先しました。また、普段キャッシュカードを持ち歩かないため、スマホATMを利用できる口座から選定しました。
- メリット:無料ATM・振込回数、金利が高い
- デメリット:クレジットカードの引き落としに制限(AMEX、ビューカードは対応していない)
デメリットのクレカ引き落としのみ、従来の口座を利用することにしました。利用請求が来た段階で、振込無料回数を利用して、請求額を引き落とし口座へ振り込む形を取っています。
従来は、住信SBIネット銀行の利用が中心でしたが、金利面等で影が薄くなってきました。
準備金の変更
急な支出への準備金、その他準備金については、従来はソニー銀行で定期預金としていましたが、今後金利が上がることが予想されることと、もともと金利が有利なことから、定期預金で満期が来たものから、順次、変動金利で利用できる個人向け国債(財務省サイト)へ移動しています。
(急な支出への準備金とその他準備金の口座は分けています)
個人向け国債に関することはこちらでまとめています。
おわりに
銀行預金口座の令和6年4月に見直した例ついてご紹介しました。
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