クレカでの国税納付で手数料を損しないようにする

節約/クレカ/ポイント

年が明け、確定申告などに追われる時期になってきました。

確定申告での課税所得にかかる国税を納付する必要が出るのですが、基本的に国税はF-REGIが提供する国税クレジットカードお支払いサイトからクレジットカードで納付が可能です。

納付が可能なのは、1回の納付手続き1,000万円未満です(クレカの利用限度額以下である必要があります)。

利用可能クレカは、VISA、Mastercard、JCB、AMEX、Diners Clubで、全ブランドが利用できます。デビットカードも利用可能です。

高額な納付にも対応でき、しかも納付窓口(銀行など)の営業時間外でもいつでも(納付期間中)、どこでも手続きが可能で便利なのですが、クレカ納付は納付額に応じて以下の手数料がかかってしまうことが難点です。

納付額
(1回あたり)
手数料
(税込)
手数料率
(カッコ内は平均)
1〜10,000円99円0.99%〜(1.98%)
10,001〜20,000円198円0.99〜1.98%(1.32%)
20,001〜30,000円297円0,99〜1.49%(1.19%)
30,001〜40,000円396円0.99〜1.32%(1.14%)
40,001〜50,000円495円0.99〜1.24%(1.1%)
+10,000円+99円0.99〜0.119%
クレカ決済手数料とその料率
(手数料率平均は、納付額中値(各5,000円)を手数料で割ったもの)
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クレカ納付で手数料負けしない

クレカ決済にはクレカポイントが付くものが多いです。このため、クレカ納付による手数料を付与されるポイント還元率が高いとカバーすることができます。

上記の表を見ると、最低1%、下記金額以上の納付であればカバーまたはお得になるでしょう。

クレカポイント還元率カバー可能な納付額の目安
1%1万円未満の位が9.900円以上
1.2%8.250〜10,000円
16,500〜20.000円
24,750〜30,000円
33,000〜40,000円
41,250円以上
1.5%6,600〜10,000円
13,200円以上
2%4,950円以上

なお、クレカポイント還元率は、実際のポイント価値の還元率で計算すると良いでしょう(例えばマイルの価値など)。

コード決済アプリでの納付

国税はコード決済アプリでも支払えます(1回あたり30万円以下)。コード決済アプリでの納付手数料は無料のため、アプリチャージに利用できるクレカを持っていれば、手数料を削減できます。

クレカチャージでき、国税納付が可能なアプリはau PAY、PayPay、楽天ペイです。

おわりに

クレカによっては、利用実績に応じてボーナスポイント付与などのサービスを受けられるものもあります。こういったサービスに対して、避けられない重税はクレカ利用実績を積み上げるのには貢献してくれますので、積極的に活用したいものです。

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