本質を見極める力を養う

主体的な時間 雑記

神社へお参りすると、時折境内に貼られている言葉が気になることがあります。

東京の神社では、東京都神社庁が毎月発表されている、「生命(いのち)の言葉」がそれなのですが、令和7年7月(文月)は、以下のようなものでした。

樹をうる者は必ずその根を培い
徳を種うる者は必ずその心を養う

王陽明

植木などを育てるには、枝や葉を見ているだけではうまく育たず、根をしっかり張らせないと育ちません。根がないと水や養分を吸収できないし、そもそも倒れてしまいます。これと同様に徳も根本となる信念を確立していかないと育たないということです。

いろいろな情報が飛び交い、AIのアドバイスを鵜呑みにするような、表面的な事象で左右されては将来が見えてきません。

どのような分野においても、その真実や本質が何なのかを調べ、見極める能力を高めていくことが、これから先を見通す力になるのかと思います。

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