【GnuCash】クレジットカード請求書の登録

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クレジットカードは、毎月、当月の締日までの利用明細と利用額の請求書が届きます。

これのGnuCashでの登録方法を紹介します。

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請求書をGnuCashで点検する

クレジットカード利用明細書が届くと、残しておいたレシートなどを確認します。

終わったら、予め登録しているGnuCashの登録内容とう食い違いがないか、点検します。

支払い登録を行う

支払いは、銀行口座引き落としが多いと思います。

今回は、普通預金口座から引き落とされることを例とします。

支払い登録は、引き落とし日に日付を設定し、勘定項目を「資産:流動資産:普通預金」に設定し、支払いで引き落とし額を設定します。

[クレジットカード] 請求額の登録

クレジットカードの利用残高が減少しているのがわかります。

普通預金口座側を見ると、引き落とし日の日付でクレジットカードへ支払いが行われていることがわかります。

将来の引き落としが見えるので、将来の口座残高が予測できますね。

[普通預金] 引き落とし日で引き落としが登録されている

照合する

支払い登録が終わったら、「照合」を行います。

クレジットカードの勘定科目を開いておき、上部のメニューバーボタンにある「照合…」を押すと、「負債:クレジットカード-照合」のダイアログが現れます。

計算書発行日はクレジットカードの請求書の日付で良いです。

期末残高は、請求書の日付時点の残高がデフォルト設定されています。

本来はこのままで良いのですが、てすは当月利用分と請求内容の貸借をはっきりさせるため、期末残高を「0」に設定します。

なお、リボ払いなどで残高が発生する場合は、この残高を設定します。

照合ダイアログ

「OK」ボタンを押すと、次のダイアログが現れるので、右側の入金側(引き落とし)、左側の出金側(利用明細)で対象となっているものにチェックを入れます。

注:2022/10/7分はチェックが入っていませんが、今回の請求書の対象外(次月分)を前提としています。

対象明細にチェックを入れる、右下の差分が0になっている

右下の囲いの一番下の「差分」が0となると、貸借があったということになります。

差分が0にならなければ、チェック内容を点検し、それでも改善しなければ、一旦、上部メニューバーの「延期」ボタンで照合を止め、登録内容を点検します。

貸借が合えば、ダイアログ上部のメニューバーボタンの「終了」を押します。

そうすると、クレジットカードの勘定科目の「照合」が「照」となっていることがわかります。また、先程チェックを入れなかった明細(2022/10/7分)は「未」となっています。

対象明細の照合状態が、「未」→「照」に変わる

イレギュラーも

アメックスは時々キャッシュバックキャンペーンを実施しています。

締日以降にキャッシュバックキャンペーンのお店で買物をすると、請求書には請求額が反映されませんが、お店から請求が届いたタイミングでキャッシュバックが適用され、実際の請求額が減額されることがあります。

この場合は、利用の貸借を合わせるため、キャッシュバックの明細を追記し、再度引き落としと照合を実施することになります。

おわりに

クレジットカードの請求明細の投入方法をご紹介しました。

習慣化すると、クレジットカードの利用状況や口座残高予測の把握が簡単にできるようになりますね。

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