GnuCashは複式簿記に基づいた、財務管理アプリで、家計簿やスモールビジネスで利用できます。
Windows、macOS(M1などAppleシリコンはRosetta 2で対応)は、Linuxに対応しています。
令和5年3月26日にGnuCash 5.0(安定版)がリリースされました。
アップデートの内容
リリースに伴い、いくつかの変更、新機能があります。
- 勘定科目の設定アシスタントのレイアウト変更
勘定科目の設定アシスタント(ダイアログ)でレイアウト変更や、設定項目が追加されています。
- 勘定項目の上限と下限の設定が可能に
勘定科目の設定アシスタントで、上部の[追加プロパティー]タブ(上図参照)から、上限と下限を設定できるようになりました。設定した上限と下限を超えると、勘定科目一覧ページでBalance Limitインジケータに表示されます(「Balance Limit」を表示させておく必要があります)。
- 取引入力の「説明」欄がプルダウンで表示される過去の取引から選択可能に
過去の説明をプルダウンでを選択できるようになりました。しかし、項目数が多いと、反って混乱してしまいますね。
- その他の対応項目です。
- 株式レポート機能の強化
- 請求書機能の強化
- 既知の一部バグ修正
一部不具合も
従来、日本語で表示されていた項目が、英語表示に先祖返りしている部分が散見されます。
ダウンロード
GnuCashのページからダウンロードページヘのリンクを辿って、ダウンロードができます。
おわりに
GnuCashv 5.0リリースについてご紹介しました。
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