ことら送金はあまりネット銀行に対応していない

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ことら送金(ことら送金サービスサイト)は、株式会社ことらが提供する、個人の銀行口座間でお金の送受ができるサービスです。

このサービス概要と対応銀行をまとめます。

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ことら送金とは

ことら送金は、対応している銀行の個人口座間でお金の送受ができるサービスです。

特徴は以下のとおりです。通常の振込とも比較しています。

ことら送金振込
送受金ことら送金対応金融機関の個人口座ほとんどの金融機関
送金先指定口座番号、電話番号、メールアドレス
(電話番号、メールアドレスの場合は、
予め受け取り側で口座番号との紐づけが必要)
口座番号
送金依頼名変更
スマホアプリ
送金上限額10万円/回金融機関ごとに異なる
上限回数金融機関により異なる
(日毎、月毎に設定されていることがある)
なし
手数料無料金融機関により異なる
送金予約金融機関により異なる
取り消し
利用時間金融機関のサービス時間金融機関のサービス時間
送金先へのメッセージ
(口座番号指定では✗)

こういった便利なサービスです。以下のような使い方ができます。

  • 自分自身の異なる金融機関の口座間への資金移動
  • 他人(個人)への支払い

対応金融機関

対応金融機関は、ことら送金(ことら送金サービスサイト)に提示されています。

令和6年9月現在では、ゆうちょ銀行、都市銀行のほか、多くの地方銀行、信用金庫が対応し、293の金融機関が対応しています。

このため、個人間の送受金は、少額であれば大変便利なサービスです。

しかしながら、よく見ると、信託銀行やネット専業銀行は未対応のようです。

令和6年9月現在、ことら送金へ対応しているネット専業銀行は、住信SBIネット銀行のみで、利用者の多いPayPay銀行、楽天銀行、ソニー銀行、auじぶん銀行、GMOあおぞらの対応銀行は未対応です。

つまり、都市銀行や地方銀行、信用金庫からネット専用銀行への送金は通常の振込のみとなってしまい、手数料がかかります。

ネット専業銀行は、同一銀行内では振込手数料無料で、預け入れ額により他行宛て振込手数料無料回数を設定しているところがあるため、この無料回数で送金は可能ですが、手数料無料(送金側に手数料がかかることがある)で受金したり、無料回数枠を食いつぶさず送金するため、早く対応を願いたいものです。

おわりに

ことら送金の概要とネット専業銀行の対応状況についてまとめました。

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