マイルの価値はいくら?(令和4年5月版)

節約/クレカ/ポイント

JALやANAのマイルを貯めていらっしゃる方も多いと思います。でも、マイルって特典航空券で飛行機に乗れるけど、いくらぐらいで考えておけばいいの? お得なの?という疑問があると思います。

そこでマイルの価値について考えたいと思います。

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マイルは使い方により価値が大きく変動する

マイルは使い方によって実質価値が大きく変わります。

マイルから他のポイントや商品への交換により、1マイル=0.5円相当まで落ちるものもありますが、最も価値を上げられるのは、特典航空券です。特典航空券で国際線ビジネスクラスの利用だと1マイル=7円以上にもなるものがあります。

しかし、国際線ビジネスクラスとなれば、数万マイルは必要となり、必要マイルが貯まる前に有効期限が来たり、貯まったとしてもタイミング悪く旅行へ出かけられないなどで失効してしまうケースなどで利用ハードルが高い面もあると思います。

マイルの原価っていくら?

マイルの原価は、いわゆるポイント引当金を発行済マイル残高で割れば、おおよその見当はつきますが、発行済マイル残高およびポイント引当金は個別には開示されていないようで、計算できませんでした。

マイルを利用するときの価値は?

マイルは身近な使い方を考える

原価はよくわかりませんでしたが、私たちが利用するときにいくらの価値で利用できるのかを見積もってみたいと思います。

前に国際線ビジネスクラス特典航空券で1マイル=7円以上にもなると言ったところですが、高付加価値を求めても利用できなければ意味がないため、身近な利用しやすい使い方の範囲で考えます。

この方が無理なく貯めて、失効させることもなく利用できると考えるからです。マイルの価値を考える上では自分に合った使い方に当てはめて価値を計算すると良いと考えます。

てすは東京と大阪の移動が最も有効活用できるケースなので、これで計算してみます。

マイル価値の計算

東京と大阪の移動手段は新幹線と飛行機が中心です。
(他に安い方法として、LCC利用や深夜バスなどがありますが、移動時間がかかるのと、疲れるので利用しません。)

東京駅から大阪駅へ移動する費用を考えてみました。

東京駅から大阪駅までの料金比較

東京駅から大阪駅までが新幹線は13,780円、飛行機は1,600円となり、この差額12,180円がマイル分と考えることができます。
(新幹線だけと比較したのは、他にJAL/ANA航空券の費用は基本的に新幹線より高いからです。)

羽田~伊丹のマイル数は5000~7500マイルで、ハイシーズンを避ければ6000マイル以下となります。

そうすると、1マイルの価値は

12180円 ÷ 6000マイル = 約2円

と計算できました。1マイル2円程度の価値と見なすことができます。
(参考まで、繁忙期(ハイシーズン)は1マイル=1.6円程度まで下がりますが、てすは基本的に利用しません。)

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