楽天が提供する、楽天Payは街中で利用したり（スマホ決済）、ネットでオンライン家祭したりできる決済サービスの総称です。
楽天Payはポイントの種類を（通常、期間限定）関係なく利用できるので、ポイントを利用して支払いを行っている方も多いと思います。
ポイント利用で通常と期間限定を使い分けたいときには注意が必要なときがありますので、その方法をまとめました。
楽天Payとは
楽天Payは楽天が提供する、街中での支払い（スマホ決済）、ネットで使うオンライン決済の総称です。
特徴は以下のとおりです。
- 街中ではQRコードなどでの決済、ネットではオンライン認証による決済できる
- Suicaへのチャージも可能（Androidのみ）
- 利用に応じて、楽天ポイントを1%付与される（対象外の店舗や利用方法等あり）。
- 楽天ポイント加盟店だと、ポイントカード提示と楽天Payの利用で、2重にポイントをもらえる
- 決済時に楽天ポイントも利用でき、通常ポイント以外に、期間限定ポイントも使える
利用方法
利用方法は、大きく
- 事前チャージしておく（楽天キャッシュ）
- クレジットカードで支払う
- ポイントで支払う
があります。それぞれ見ていきます。
楽天キャッシュへのチャージによる決済
楽天キャッシュへのチャージ方法は以下から可能です。
- 楽天カード
- 楽天銀行口座
- セブン銀行ATM（現金）
- ラクマ
- 楽天ウォレット（ビットコインなどの暗号通貨）
- 楽天ギフトカード
楽天カードでのチャージは、楽天カードの決済として0.5%付与されます。
クレジットカード決済やポイント払いとの併用が可能です。
クレジットカード決済
事前にクレジットカードを紐付けておき、クレジット払いが可能になります。
利用可能なのは、VISA、MasterCard、JCB、AMEXです。
楽天カード以外の紐付けでの決済は、楽天Pay利用による楽天ポイント付与の対象外になります。
ポイントで決済
楽天ポイントで決済が可能です。
通常ポイント、期間限定ポイント問わず利用できます。
楽天キャッシュやクレジット決済の併用が可能です。
楽天Payで楽天ポイントを利用する
上記のように、楽天Pay利用時に、楽天ポイントが通常ポイント、期間限定ポイント関係なく利用できます。
楽天Payで通常ポイントを温存する
期間限定ポイントは、期限が固定されていることと、用途がほぼ買い物での支払いなどに限定されるため、早々に使ってしまいたいでしょう。
通常ポイントは、実質無期限で、用途が広く、買い物支払い以外で、
- 楽天カード支払額への充当（割引率の考え方から効率が良い）
- 株式や投資信託購入への充当
- ポイント投資、暗号通貨の購入
- JAL/ANAマイルなどへの交換
などへ使いたいという方も多いと思います。
このため、街中で楽天Payアプリ利用時に、期間限定ポイントのみ利用し、通常ポイントは使わずに温存したいという場合も多いと思います。
楽天Payでのポイント／キャッシュ利用優先度
楽天Payでは、ポイント優先か、キャッシュ優先か設定ができます。
利用優先度は以下のようになります。ポイントは、ポイント利用ルールに基づき、期限の短いものから消費されます。
- ポイント優先： 期間限定ポイント→通常ポイント→キャッシュ
- キャッシュ優先： キャッシュ→期間限定ポイント→通常ポイント
ポイントとキャッシュしか区分されていないため、「期間限定ポイント→キャッシュ→通常ポイント」という設定はできず、通常ポイントを使わずに、キャッシュと期間限定ポイントのみ利用することが難しくなります。
通常ポイント温存の手順
街中で楽天Payアプリ利用時に、期間限定ポイントとキャッシュのみ利用し、通常ポイントは使わずに温存する手順を以下にまとめます。
1. 通常ポイントを利息口座へ移す
楽天には、ポイント利息のサービスがあります。
通常ポイントに残高があれば、予め通常ポイントを利息口座へ移し、通常ポイントの残高を0にします。
100ポイント以上あれば、ポイントと利息口座はいつでも移し替えが可能です。
- 100ポイント以下の残高の場合
一旦、利息口座から通常ポイント残高を100ポイントになるように戻し、再度100ポイントを利息口座へ移します。
2. ポイント支払い設定を行う
アプリを立ち上げ、支払い元の下にある、「すべてのポイント／キャッシュを使う」にチェックを入れ、設定を押します。
設定画面が現れたら、「すべて使う」、「ポイント優先」を選びます。こうすることで、クレジット決済より前に、期間限定ポイント、楽天キャッシュの順に使用されます。
期間限定ポイントのみ使い、楽天キャッシュを使いたくない場合は、「すべて使う」の代わりに、一部使うを選び、「ポイント／キャッシュを〇〇まで使う」の欄に、期間限定ポイント残高を入力します。（クレジットカード払いを有効にしている場合に可能です）。
おわりに
楽天Payの利用時に、期間限定ポイントのみ利用し、通常ポイントを温存しておく方法をご紹介しました。
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