令和5年4月分からポイントで得た収益で、投資信託を購入するポイントでの投資を行っています。
この投資状況をGnuCashでの登録方法についてまとめます。
勘定科目を追加する
このポイントでの投資は、iFreeレバレッジ S&P500を購入しています。
このため、GnuCashにiFreeレバレッジ S&P500の勘定項目を作成します。
作成手順は以下のとおりです。
注意事項
- 証券会社の預け金の勘定項目を作成していない場合は、作成が必要です。勘定項目タイプは「銀行」で良いでしょう(今回はSBI証券の預け金です)。
- 画面はGnuCash 5.1(2023年4月30日リリース)のものです。以前のバージョンでは画面が異なります。
- GnuCashを起動し、勘定項目画面から上部の[新規]ボタンを押す。
・「勘定項目名」や「説明」に名前を適宜入れます。
・「勘定項目タイプ」を「投資信託」にします。
- 上記画面で、「証券/通貨」の[選択]を押す。
・下記の選択画面が出ます。
・まだ、銘柄が作成されていないので、新規に作成します。
- 上記画面で、[新規]ボタンを押す。
・下記の「証券を新規作成」画面がでます。
・「フルネーム」「記号/略号」は適宜入れます。
・「表示記号」は投資信託の単位である「口」(くち)とします。
・「名前空間」は「FUND」にしています(なくても構いません)。
・「取引単位の小数部」は、1口単位なので1/1で良いのですが、デフォルトにしています。
- 上記画面で[OK]ボタンを押す。
・以下の「証券を選択」画面に戻り、以下のように表示されたら、[OK]ボタンで登録完了です。
- 「新規勘定項目」画面に戻ったら、「証券/通貨」が上図で選択したものになっていることを確認し、[OK]ボタンを押す。
・これで勘定項目作成完了です。
取引状況を記録する
ポイントでの投資状況(令和5年4月分) – てすの暮らしの知恵 (tesu-go.com)で購入した状況を勘定項目に入れます。
iFreeレバレッジ S&P500の勘定項目を開き、取引を投入します。
各内容は以下のようにしています。
- 日付:約定日(受渡日でも良いですが、てすは売買取引は約定日で運用しています)
- 説明:「購入(NISA)」
- 資産移動:「SBI証券預金」(資金の移動元)
- 株式数・持ち分:購入した口数
- 購入:購入した金額
上記を入力すれば、価格は自動計算されます
今回は、クレカ積立分(379口、600円分)と都度購入分(885口、1,400円)があるので、2行追加しています。
これで、貸借残高に合計口数を確認できます。
おわりに
ポイントでの投資取引における、GnuCashでの登録状況についてご紹介しました。
▼関連記事
ポイントでの投資状況(令和5年4月分)
令和5年4月から、ポイントで得られた金額分を全額投資に回し、翌月1日にiFreeレバレッジ S&P500を購入しています。 今回は1回目の購入になります。 投資ルールは以下のように決めています。 投資先iFreeレバレッジ S&P500対象...
【GnuCash】証券(株式、投資信託)取引の投入方法まとめ
GnuCashで証券(株式、投資信託)取引の投入方法をまとめます。 GnuCashでの証券管理 GnuCashでの証券管理は、細かく管理することができますが、細かいほど投入稼働がかかり、続かなくなってしまいますので、適度な省略方法を考える必...
コメント