令和5年は大きな株式分割ラッシュとなりました。
とは言え、過去4年で、株式分割社数は令和4年を除き、大きく変わりません。
株式分割社数 | |
令和2年 | 124 |
令和3年 | 155 |
令和4年 | 49 |
令和5年 | 154 |
令和5年の株式分割は、以前とは異なり、身近な有名大企業の株式分割が増えています。
さらに、分割比率が従来は1:2〜3だったものが1:5を超える会社も珍しくありません。
これは、東証が望ましい投資単位として規定していた「5万円〜50万円未満」の水準を、下限の5万円を令和5年7月に撤廃したためと思われます。
中でもNTTが大きく、1:25の分割比率で実施されました(確定日6月30日)。これにより、従来の25分の1の費用で売買が可能になり、令和5年12月20日の終値で169.3円でした。単元(100株)で買っても17,000円弱で買えます。
単元未満株での取引で、1株ならポイントでも買えるような額ですね。
ネット証券は、単元未満株での売買が可能で、特にSBI証券や楽天証券は売買手数料が無料化され、購入額にポイントを充当できるサービスもあるので、取引しやすい環境が整ってきました。
ポイント投資のような疑似投資やStockPointより、こういった証券会社での現物の株式を買う楽しみが生まれますね。
おわりに
株式分割ラッシュにより株式が買いやすくなったことのご紹介でした。
令和6年からは新NISAが始まり、更に気軽に投資できる環境が整いますね。
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