ソニー銀行(ソニー銀行サイト)のデビットカード(Sony Bank WALLET)は、優遇プログラム(Club S)により、投資信託の残高が増えると還元率が上がります。
SBI証券(SBI証券サイト)の投信マイレージと比較してどちらが有利かまとめました。
ソニー銀行のデビットカード還元率
ソニー銀行のデビットカード(Sony Bank WALLET)は、優遇プログラム(Club S)により、還元率が上がります。
Club Sのステージは4ランクあり、判定条件は、以下のとおりです。
その他、住宅ローンの利用やFXを月間取引枚数1,000枚以上で1ランク上がります。
Club Sのステージに合わせ、Sony Bank WALLETの還元率が設定されます。
プラチナになると、Sony Bank WALLETの還元率が2.0%になります。
SBI証券の投信マイレージ
SBI証券は、投信マイレージサービスを行っており、資産残高によりポイント還元があります。
還元率は投資信託により設定されています(信託手数料が高いほど還元率が高く設定されるようです)。
比較してみると
こういった、一見違うサービスに見えますが、実は両者で同じ投資信託を扱っています。
両者が扱う投資信託の中で、信託手数料が安く、保有者が増えている代表格として、「SBI・V・S&P500インデッス・ファンド」を例に考えます。
ソニー銀行では、3万円以上の積み立てでシルバー、500万円以上の資産額でゴールドとなり、Sony Bank WALLETの還元率が1%〜(現金還元)となります。
一方、SBI証券では、「SBI・V・S&P500インデッス・ファンド」の投信マイレージ付与は、年率0,022%(選択したポイント)になります。
この場合、還元額で比較すると、以下のようになります。
資産額 | SBI証券投信マイレージ (還元ポイントは1pt=1円) | Sony Bank WALLET (年間100万円利用) |
100万円 (毎月3万円積み立て) | 220円 | 10,000円(1.0%) (Club S シルバー) |
500万円 | 1,100円 | 15,000円(1.5%) (Club S ゴールド) |
1000万円 | 2.200円 | 20,000円(2.0%) (Club S プラチナ) |
ソニー銀行は、Sony Bank WALLETの利用が前提にはなりますが、一定額を預けていると、かなり有利になるのがわかります。
一方、資産額が少ないと(ソニー銀行のシルバー以下)、Sony Bank WALLETの還元率が1.0%となるため、同等の還元率があるクレジットカードも存在することから、余分にポイントを貰えるSBI証券のほうが有利になります。
おわりに
同じ投資信託を購入した場合、どこで購入するのがお得かをシミュレーションしました。
あくまでも一例ですので、使い方などが異なれば、評価が変わります。
▼関連記事
コメント