スタバ株(米国)とドトール株を20年運用した

資産管理

てすは2000年頃から株式運用を始め、20年以上が過ぎました。

もともとカフェが好きなので、身近であったドトールコーヒー(現ドトール・日レスホールディングス(3087))(以降、ドトール)と、当時は珍しかった米国株として、1996年に日本に上陸し、順次拡大を続けていたStarbucks(sbux)(以降、スタバ)を購入しました。

米国株は、今は普通にS&P500インデックスなどに投資できますが、当時は個別株で買うしかなかった時代です(売買手数料も高かった)。

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購入の動機

カフェが好きなので、カフェを運営する会社を買いたいと思っていました。

  • ドトール
    安くて気軽に行け、雰囲気が良いカフェだったので、株主優待を期待していました。現在は、500株以上で、ドトールコーヒーショップなどで利用できる5,000円分の優待カードが貰えます。
株式会社ドトール・日レスホールディングス|株主優待制度
株式会社ドトール・日レスホールディングスは外食業界におけるエクセレントリーディングカンパニーとして国内No.1の地位を目指します。
  • スタバ
    ちょうど米国から上陸して数年が立ち、普及が進んで来ていたため、国内や世界展開能力などの成長を期待していました。

運用結果

2000年頃からの月次での株価の推移はグラフのとおりです。なお、当時のドトールコーヒーは、2007年10月に日本レストランシステムと合併し、現在のドトール・日レスHDとなっていますので、現会社の株価のみを記載しています。

スタバ(米ドル)とドトールの株価推移(左軸:円、右軸:米ドル)

スタバは10倍以上の成長を見せています。最近は新型コロナウィルスや利上げの影響で冴えない部分もありますが、米国株の成長力の大きさがわかります。

一方、ドトールはあまり成長していません。2017年〜2018年頃に大きく株価が上昇しているところがありますが、これはインバウンドによる効果かと思われます。しかし、新型コロナの影響でインバウンド効果がなくなると、株価が元に戻った感じです。

配当

スタバは2010年頃から配当を出し始め(当初0.05ドル)、現在では当初の10倍弱(直近では0.49ドル)の配当になっており、配当推移を見ると配当開始以降一貫して増加しています。

ドトールはほぼ安定しており24円〜34円の間を行ったり来たりしています。34円の配当が出た時期は、やはりインバウンドの恩恵を受けていた頃で、現在はまた26円程度と元に戻っている感じです。

おわりに

スタバはグローバル展開を図っており、海外の多くの国でも見かけます。国内においては、店舗数がドトールを上回るほどに成長しており、都市部だとどこでも見かけるようになってきており、観光地での一等地にも当たり前にあったりして、日常、普遍的な存在になりつつあります。

ドトールは、海外進出を柱のひとつとしているものの、あまり進んでいないほか、ほぼ店舗が関東、近畿に集中しているなど、スタバのような普遍的な存在が無いように思います。

スタバ、ドトールともに、当初の期待通りの動きにはなっています。欲を言えば、ドトールは日本発のカフェとして、もっと国内では地方での充実、海外展開で普遍的な存在となってほしいところです。

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