株式売買や残高を管理していると、保有銘柄が株式の分割、併合による持株数の変動が起きることがあります。
GnuCashでの株式分割、併合の投入の仕方についてご紹介します。
GnuCashで株式分割・併合の投入手順
GnuCashでの株式分割・併合の投入の手順です。
ここでは、保有株式数が10株を1:2に分割されるのを例にしています。
- メニューバーから、[アクション]>[株式の分割…]を選択する。
株式分割アシスタントが表示される。
そのまま[Next]ボタンを押す。
- 株式分割の勘定科目画面が表示される。
分割(併合)対象の勘定科目(対象銘柄の勘定科目)を選び、[Next]ボタンを押す。
- 株式分割の詳細で、以下の項目を入力する。
完了したら、[Next]ボタンを押す
- 日付:分割(併合)が実施された日付を設定する。
- 株式数・持分:10株を1:2に分割されると、10株増えるため、10と投入する。
併合の場合は、減る株式数をマイナスで投入する。 - 通貨:対象銘柄に合わせて適宜変更する。
- 現金の分配画面が表示される。
株式併合による端数処理などで現金の分配が出た場合は、資産勘定科目(入金先(通常は証券口座の預り金))と収益勘定科目(通常は株式譲渡損益)を選択する。
現金分配がなければ、空欄のまま[Next]ボタンを押す。
- 株式分割終了の画面が出ると、[Apply]ボタンで完了。
以上で完了です。
株式分割による貸借残高(持株数)が増加しています。
おわりに
株式分割・併合によるGnuCashでの投入方法をご紹介しました。
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