Apple Watch機種変更時の電子マネー退避を忘れずに!

Tips

令和4年9月16日から、新しいApple Watch(Series 8、SE、Ultra)が発売されました。

買い替えの方もいらっしゃると思うので、機種変更手順をまとめました。

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変更手順概要

古いApple Watchは、iPhoneとのペアリングを解除し、新しいApple Watchとペアリングを行います。

古いApple Watchをペアリング解除時に、データはiPhoneへ退避され、新しいApple Watchへ復元が可能です。

しかし、Walletには、退避を個別にやる必要があるものがあり、忘れると、対応が大変になるので注意が必要です。

こういったことを踏まえた、機種変更の大きな流れは以下のとおりです。

  1. iPhoneのiOSを最新にしておく
    今回の新機種は、iOS16以降が必要です。
  1. 古いApple WatchのWalletから電子マネーを退避(重要!)
    3.の手順のAppleのページには、冒頭に「ペアリングを解除する前に交通系 IC カードを Apple Watch から削除しておいてください。」と軽く書いているのですが、とても重要です。
    また、記事が古いせいか、nanaco、WAONが忘れられています。
  1. 古いApple Watchのペアリング解除
Apple Watch のペアリングを解除して消去する - Apple サポート (日本)
Apple Watch のペアリングを解除すると、Apple Watch が工場出荷時の設定に初期化されます。
  1. 新しいApple Watchをペアリング
Apple Watch を初期設定する - Apple サポート (日本)
iPhone を使って新しい Apple Watch を初期設定する方法をご案内します。
  1. 新しいApple Watchを設定

1.、3.、4.はAppleのページに任せて、2.、5.についてまとめます。

古いApple WatchのWalletから電子マネーを退避

古いApple WatchのWalletから電子マネーを退避します。

iPhoneのWatchアプリの「ウォレットとApple Pay」から、各電子マネーを削除します。

各カードの画面の一番下の「このカードを削除」で実施します。

電子マネー退避(必須!)

対象: Suica、PASMO、nanaco、WAON

削除処理で、iCloudにバックアップされます。

忘れると、面倒な手続きが必要になるので注意してください。

新しいApple Watchの設定

ペアリングを終了し、パスコードなどの各種設定が完了すると、「バックアップから復元」と出ます。

これを選ぶと、Walletも復元され、Suica、PASMO、nanaco、WAONも復元されます。

おわりに

Apple Watch機種変時の電子マネーバックアップを忘れずに!

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