みなさんに御覧頂いているこのブログサイトのアクセス状況を、Googleアナリクティスで分析しています。
アクセス環境(プラットフォーム)は、1年前はデスクトップ(PC)がほとんどだったのが、令和5年になった頃からハイエンドモバイルデバイス(スマホ)が急増し、今では全体の50%を超えるようになってきました。
本ブログは、多くのブログで利用されているGoogle AdSenseを収益源としています。
Google AdSenseのレポートでは、現在でも収益になったアクセス環境の95%超がデスクトップになっていました。
これはスマホからのアクセスを取りこぼしていると考えられるため、改善を図ることとしました。
実際どのようなブラウザが多い?
Googleアナリクティスで調査したところ、モバイルデバイスでのアクセスは、Safari、Google Chromeが多いようです。
Googleアナリクティスでのブラウザアクセス数確認方法
- [レポート]-[テクノロジー]-[ユーザー環境の詳細]を開く
- 比較対象を追加し、ディメンジョンをデバイスカテゴリ完全一致mobile「モバイル」でフィルタリングする
スマホのブラウザの表示確認
スマホでの表示を確認する上で、以下の2点の確認を行います。
- Google AdSenseの設定の確認
- スマホブラウザで表示確認
Google AdSenseで設定確認
Google AdSenseで、[広告]-[サイトごと]から対象サイトの編集を開き、広告設定のプレビューで表示内容の点検を行います。
自動広告がオンであれば、自動広告の例として、プレビューで表示されます。フォーマットや除外エリア、除外ページを設定し、プレビュー画面で問題なければサイトに適用します。
自動広告がオフの場合、広告ユニットごとに配置設定を行う必要があります。
スマホブラウザで表示確認
スマホの表示確認をする際に多いブラウザで選びます(上のグラフの橙色)。
つまり、Safari、Chromeが対象となります。現時点では皆無のEdgeもデスクトップでは一定数あることから、将来WindowsのEdgeと同期したモバイルのEdgeもあり得ると思い、表示確認の対象にしました。
iPhoneで確認したところ、以下の結果でした。
- Safari: ◯
- Google Chrome: ◯
- Microsoft Edge: ☓
Edgeのみ、広告エリアは確保されているものの、広告表示がされませんでした。
Microsoft Edgeの設定が原因
Microsoft Edgeのモバイルは広告ブロックするAdBlock Plus(ABP)が標準で組み込まれており、デフォルトで有効(オン)になっています。
[設定]-[プライバシーとセキュリティ]の画面から確認ができます(下図左)。ここで「広告をブロックする」がオンになっています。
「広告をブロックする」をタップすると、下図右の画面になります。
Google AdSenseで自動広告がオンになっている場合、ABPでほぼブロックされるようです。
そして、これをオフにすると、Google AdSense広告が表示されるようになりました。
iPadなどタブレット版EdgeにもABPは標準で組み込まれていますが、広告ブロック機能はデフォルトでオフになっています。
なお、ABPはモバイル版、デスクトップ版両方でSafari、デスクトップ版Google Chrome、Safari、FireFox、Operaなど向けにも拡張機能が提供されており、ユーザーが導入していれば、デスクトップでもブロックされます。
対処方法は、ユーザー設定に依存するため、ほぼありません。
おわりに
モバイル版Edgeのデフォルト設定でGoogle AdSenseの広告が表示されない状況についてまとめました。
▼関連記事
コメント