iPhoneがAndroidより優れていると思うこと

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令和6年5月14日のMM総研の発表によると、昨年度の国内でのメーカー別のスマホ出荷台数では、アップルが13年連続で1位で、2年連続50%超え、ガラケー含めた出荷台数でも50%を超えたとの発表がありました。

スマホ出荷台数シェア(出典:MM総研)

確かに、街中でもiPhoneを持っている人が多く、Androidが少数派に見えます。外国人観光客でもiPhoneが多く、Androidが珍しく思うくらいです。

もちろん、てすもメインではiPhoneを使っています。

しかし、iPhoneも最新モデルのiPhone 15は最安モデルでも124,800円と決して安くはありません。

では、なぜみなさんがiPhoneを使うのかを考えてみました。

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一番の理由はシンプル、安定感

iPhoneユーザーが多いのは、やはり一番の理由は安定感、安心感だと思います。

  1. モデルがシンプルでわかりやすく、サポートも長い
    iPhoneの現行モデルは15シリーズ(15、15 Plus、15 Pro、15 Pro MAX)とSEの5モデルで統一されています。iOSも過去モデルまで統一されて、シンプルです。
    これに対し、Androidはそのオープン性のため、メーカーが乱立し、様々なモデルがあり、CPU・メモリなどを意識し、各モデルでサポートされるAndroidバージョンが異なる、端末によるサービスが使える・使えないなど、非常にわかりにくい構造になっています。
  1. デザインが洗練されている
    iPhoneはモデルが更新されても、大きくデザインに変更はなくシンプルです。このためユーザーも旧モデルでも古いモデルを利用している感のような旧式感覚を持ちません。
    Androidは頻繁にデザインが変わるため、モデルの更新により旧式感覚を味わってしまう可能性があります。
  1. 周辺機器等も充実している
    iPhoneはモデルがシンプルで、多くの出荷があることから、スマホケースからアクセサリ、周辺機器までバリエーション多く提供されています。また、2,のようにデザインがあまり変わらないため、旧モデルのアクセサリが新モデルでもそのまま利用できたり、あるいは提供側もモデル間で共有できる製品に設計できることもあります。
    Androidスマホは、Androidという塊で見ると台数はそれなりですが、モデルバリエーションが多く、とくにアクセサリは個々のモデルごとの対応が必要なるため、需要が細分化だけでなく製品化も個別対応が必要になるため、必然とバリエーションが少なくなってしまいます。
  1. みんなが使ってる安心感
    iPhoneユーザーが増えてくると、使い方がわからなかったり新たな情報を得たりするさまざまなノウハウやコミュニティが生まれます。このため、みんなが使ってるという同調意識からの安心感がiPhoneを選ぶのでしょうか。
  1. 修理対応がその場でできる安心感
    スマホを落としたりなど、何らかの関係で画面割れなどの故障があることがあります。現在、Androidは携帯電話ショップに持ち込んでもデータが消えるのは必須であることと、修理委託業者へ預かりになってしまい、数日使えなくなることがあります。これに対し、iPhoneはApple StoreやApple公認/非公認修理業者があり、こういった業者により持ち込んだその場で修理してもらえ、数時間で手元に戻り、またデータもそのまま維持される可能性があります。このため長く使える安心感が生まれます。
  1. 各種アプリがiPhoneから対応している
    iPhoneのユーザー数が多いことから、新たに創出されるサービスも、優先的にiPhoneから対応している傾向にあります。こういったことで更にユーザーが集まるという相乗的なものがあると思います。
  1. Apple Payが普及している
    最近のタッチ決済に対応しているお店ではApple Payに対応する店も多くなっています。Apple Payに対応した店では、Apple Walletに対応したクレカ、プリペイドなどは何も考えずに利用できます。Apple Pay普及で大きい要因は、Suica、ICOCA、PASMOが対応し、クレカ各社もキャンペーンを行ったことで、普段遣いに浸透していったことだと認識してます。
    Google Payは店頭でもあまり表示されておらず(実際には利用可能なことがある)、Apple Payと比較して認知度が低いように思われます。
  1. Androidも安くはない
    最近のAndroidもカメラ性能や、ゲーム特化などモデルが有り、iPhoneより性能が良いものもあります。しかし、こういったモデルは軒並み10万円以上となり、iPhoneよりも高額のものがあります。こういったニッチ領域は別として、通常は汎用で利用できるものが好まれると思います。Androidスマホは、廉価版のモデルも有り、安いものと思いがちです。
    このため、上記の安心感がない限り、同じ価格ならiPhoneを買おうという心理が働くかもしれません。

おわりに

なぜiPhoneユーザーが多いのかについて考えをまとめてみました。

こうやって見ていると、Androidはオープンすぎて、ユーザーもにとり何がなんだかわからない状態になっているようにも思います。

また、修理対応や長く使うためのサポート、安心感は、昔の日本メーカーが提供してきたことをAppleがしっかりやっているように思います。

▼情報ソース

2000年度以降の出荷統計で過去最少の台数 ≪ プレスリリース | 株式会社MM総研 (m2ri.jp)

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