Marriot Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアムカードを継続するか?

節約/クレカ/ポイント

アメリカン・エキスプレスに、マリオットグループのスターウッドプリファードゲスト アメリカン・エキスプレス・カード(SPG AMEX)があります。その特典の魅力から、てすの周囲にも、旅行で普段は安いシティホテルへ宿泊するので、たまには高級なホテルでゆっくりしたい、JAL、ANAマイルへ交換でき、実質無期限で高還元で貯まるなどで、利用する人が増えてきました。

令和4年(2022年)2月に、制度改定がなされ、Marriot Bonvoyアメリカン・エキスプレス・カード(ノーマルカード)とMarriot Bonvoyアメリカン・エキスプレス・プレミアム・カードに切り替わります。

海外では切り替わっていた国が多いですが、日本はまだ残っていましたので、そろそろ切り替わるかなと思っていたところです。

制度改定のインパクトは大きく、継続するかどうか悩む方が多いのではないでしょうか。

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制度改定の概要

SPG AMEXに期待していたこと

SPG AMEXは年会費が3万円以上と高額にも関わらず、多くの方が利用するのは、以下の特典に期待しているからだと思います。てすも同じように期待して利用しています。

  • 継続特典として、50000ポイントの範囲での1泊無料宿泊ができる。
  • ポイントは、3%付与(実質1.25%のマイル還元)という高還元、しかもポイントはカードを利用し続ければ実質無期限で、JAL、ANAマイルへ交換可能なため、マイルの有効期限を気にする必要がない。

インパクトが大きい制度改定

特典が大きかったSPG AMEXですが、主な制度改定は以下のようなものがあります。

  • 年会費:34,100円 → プレミアム49,500円 / ノーマル23.100円(消費税込)
  • 家族カード: 17.050円 → 1枚まで無料
  • 継続無料宿泊特典:継続したらもらえる→年間150万円以上の利用で継続したらもらえる
  • ポイント付与:プレミアム3%(変更なし) / ノーマルカード2%
  • エリート会員資格:プレミアム;ゴールド(変更なし) / ノーマル:シルバー
  • 海外旅行保険: 自動付帯 → 利用付帯

詳しくはAMEXの案内

継続するかどうか

このように年会費と宿泊特典のバランスで悩みどころですね。

年間150万円以上利用しなければ無駄

制度改定後は150万円以上利用しなければ、無料宿泊特典がつかないためメリットがなく、単に年会費の高いカードとなってしまいますので、継続は無駄になります。

事業費決済などで利用する方は余裕の決済額だと思いますが、生計費のみの決済だとハードルが高いかもしれません。

ノーマルカードは無駄

プレミアムカードとノーマルカードの比較ですが、年会費はノーマルカードは値下げとなっていますが、ポイント還元率が2%(マイル換算0.83%)となり、マイル還元が目的とすると、他に還元率が良いカードがありますので、選択対象となりません。

プレミアムカードは特典をどう見るか次第での判断

  • 年会費

    年会費は、1泊宿泊料の代わりのようなものと考え、1泊宿泊特典の価値をどう考えるかだと思います。確かに年会費はアップしましたが、2名以上での宿泊も可能やアップグレードがあると、てすは年に1度の快適な時間を体験するには価値がある値段ではないかと考えています。

    更にポイントを付与してハイグレードなホテルへも宿泊ができるようになっているのもメリットです。

    また、家族カードを発行してもらっていれば、1枚無料になったというこから、実質的な年会費が下がっていますね。
  • 海外旅行保険

    多くの人は旅行でカードを利用すると思いますので、ほぼ問題にならないと思います。

このようにメリットもありますので、ライフスタイルに合っているかがポイントです。

なお、令和5年(2023年)2月23日までの有効期限のカードは、プレミアムカードへの更新で従来どおり無条件で無料宿泊特典がもらえるようですので、じっくり考える時間がありますね(その翌年の継続分からは150万円決済が必要になります)。

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