TポイントとVポイントが令和6年4月22日に統合されます。
ANAカード(三井住友カード)については注意が必要になりますので、まとめておきます。
ANAカードのポイントの現状
従来、ANAカードのポイントは、0.5%のVポイント(ANAマイレージ移行可能ポイント)が付与され、
1 Vポイント→ 1〜3マイル
(カードの種類により異なる)
で交換できます。ボーナスポイントなどは通常ポイントとして付与されます。
統合による注意点
TポイントとVポイントの統合に伴い、以下のようなことがあります。
有効期限(変更なし)
TポイントとVポイントが統合されるのに伴い、Vポイントの有効期限は最終の残高更新日(追加・利用)から1年となります。
これに伴い、ANAカードの無期限でマイルを貯められるようになると期待していたら、裏切られました。期待記事は以下です。
以下にTポイントとの統合前と統合後についてまとめています。
統合前(令和6年4月21日まで) | 統合後(令和6年4月22日〜) | ||
表記 | 有効期限 | 表記 | 有効期限 |
Vポイント (ANAマイレージ 移行可能ポイント) | 2〜4年 (カードの種類で異なる) | ANAマイレージ 移行可能ポイント | 変更なし (2〜4年) (カードの種類で異なる) |
Vポイント (通常ポイント) | 2〜4年 (カードの種類で異なる) | Vポイント | 最終獲得・利用から1年 |
つまり、ANAカード特典の交換レートで交換できるポイント(通常の買い物などで付与されるポイント)は、統合後はVポイント(通常ポイント)とは別管理され、制度に変更がありません。
また、ANAマイレージ移行可能ポイントは、従来はVポイントの「内」として、Vポイントの残高は通常ポイントと合算表記されていましたが、分別表記されるようになります。
- ANAマイレージ移行可能ポイントをVポイントとして使う場合
ANAマイレージ移行可能ポイントを通常のVポイントとして扱うには移行作業が必要になるようです。
付与されたカード種類による交換レートの固定(改悪)
例えば一般カードからゴールドカードへアップグレードした場合、一般カードで付与されたポイントは、ゴールドカードへ引き継がれますが、交換レートは一般カードの交換レートが適用されます。
おわりに
TポイントとVポイント統合後のANAカードのポイント(マイレージ移行ポイント)の注意点についてまとめました。
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