てすはFXの取引はあまりしませんが、ないわけではないので、てすがやっているGnuCashでのFX取引の登録方法をご紹介します。
FXの取引の登録方法
FXは人により取引頻度が異なると思いますが、ポジションを逐一GnuCashへ登録していくのは、手間がかかりすぎて、無理があると思います。
このため、月単位ぐらいで
- 口座への入出金
- 売買損益
- スワップ
のイベントのみ付け、口座残高を把握するようにしています。
口座への入出金
口座への入出金は、銀行口座の取引明細や残高にも影響しますので、すべて記録します。
売買損益、スワップ
FX業者は、通常「月間取引報告書」などのレポートを発行しますので、これに基づき、月間で集計したものを記録します。
手順
- FX売買損益の勘定科目を作る。スワップを別計上したい場合は、スワップの勘定科目も作る。
(勘定科目は、通貨の組み合わせ単位で作る必要はありません。決済する通貨単位では作る必要があります。) - 月間取引報告書の集計に基づき、売買損益を記録する。スワップを別勘定とする場合は、スプリットを活用するか、別レコードで記録する。
以上で完了です。
おわりに
GnuCashへのFX取引の記録方法をご紹介しました。
なお、上記に限らず、取引履歴をCSVで取り込めるなら逐一記録する方法もあります。
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