GnuCashで普通預金など銀行口座の入出金を行うと、定期的に残高がGnuCashへの登録内容と残高が一致しているか確認します。
残高が一致しないと、家計簿を付けていく上でのストレスになり、続かなくなってしまいます。
GnuCashにおける銀行口座を照合する方法をご紹介します。
銀行口座残高を照合する方法
照合には、銀行口座の月末の残高とGnuCashの登録内容を点検します。
残高を照合するには以下のようにします。
- 通帳、またはインターネットバンキングで月末残高を確認する
- GnuCashで登録情報の残高確認を行い、残高が合っていれば照合処理を行う
GnuCashでの照合処理についてご紹介します。
GnuCashでの照合処理
GnuCashでの照合処理は、クレジットカードの請求書照合処理でご紹介した方法と同じです。
- 照合する勘定科目を開く
- 照合処理を行う
照合処理方法
メニューバーの[照合]ボタンを押すと、照合のダイアログが出ます。
ここで、以下を行います。
- 計算書発行日を確認する(通常は月末)
- 期末残高には銀行預金口座の計算書発行日の残高を入力
- [OK]ボタンを押す
次に明細確認の画面が出ます。
ここで、以下を行います。
- 照合対象明細に照合チェックを入れる(勘定科目の照合状態が「済」となっているものは、予めチェックが入っています)
- チェック後、右下の差分が0になっていることを確認する(残高が合っている)
- メニューバーの[終了]ボタンを押す
照合画面が消え、勘定科目明細で照合欄が[照]となっていれば、完了です。
残高が合わない場合
照合画面で、残高が合わない場合は、明細のチェックが必要なので、メニューバーの[延期]ボタンを押し、一旦照合処理を延期します。
登録明細内容を点検し、再度照合処理を行います。
おわりに
残高が一致しないまま放置すると、次第にどこでおかしくなったか、ストレスが溜まり、続かなくなるので、定期的な点検が必要です。
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