ICOCAがモバイルICOCA対応に加え、Apple Payへも対応することがアナウンスされていましたが、令和5年6月27日から始まりました。
内容をまとめておきます。
Apple PayのICOCA概要
Android向けにモバイルICOCAがサービス提供されていますが、これに対しiPhoneやApple Watchで利用できるサービスがApple PayのICOCAです。
始める方法
iPhoneやApple Watchのウォレットアプリから「交通系ICカード」の追加で「ICOCA」を選んで利用することができます。
ウォレットアプリに登録したICOCAカードをエクスプレスカードに設定すると、ロック解除などの面倒な手続きが必要なく、改札口を通ることができます。
利用履歴も確認することができます。
新規発行
新規発行時は、iPhoneやApple Watchのウォレットアプリから「交通系ICカード」の追加で「ICOCA」を選んで発行が可能です。
既存カードからの取り込み
すでに既存の物理カードを持っている場合、Apple PayのICOCAへ取り込みが可能です。
取り込みは、Appleのウォレットアプリ、Apple Watchのウォレットアプリ、ICOCAアプリから可能です。
ただし、改札内や定期券の条件によっては取り込みができないので注意が必要です。
特に、残高が15,001円以上あるカードは取り込みを行えません。これは、ICOCAをウォレットアプリへ取り込んだ際に、デポジット分の返還として、500円チャージされるためです。15,001円以上あると、チャージ残高の20,000円を超えてしまうため制限です。移行には15,000円以下にしておく必要があります。
ICOCAアプリの導入がほぼ必須
iPhone向けにICOCAアプリが提供されています。
ICOCAアプリでできることと、Appleのウォレットのみでできることが以下にまとめられています。
ICOCAアプリでの大きな違いは定期券購入と会員登録です。
定期券を利用しているユーザーはICOCAアプリ必須です。
会員登録を行うと、事前登録クレジットカードでチャージが可能になったり、WESTERポイントからのチャージが可能になります。
ICOCAアプリを導入していない場合は、茶ーーじはApple Pay対応クレジットカードから、または、券売機などでのチャージ機での現金チャージのみになります（事前登録クレカやWESTERポイントからのチャージはできません）。
Apple PayのSuicaとほぼ同じ
利用方法は、ほぼApple PayのSuicaと同じで、チャージ残高からの支払いや定期券の利用、新幹線チケットレスサービスなどが利用できます。
オートチャージやJR西日本で提供されていない、Suicaグリーン券などの利用はできません。
おわりに
てすは、このいつでもどこでもチャージ可能というのが、一番のメリットだと考えています。
iPhoneやApple Watchで利用できるようになり、便利なツールになりました。
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