【OCN】実質終了

ガジェット/ウィジット

OCN(Open Computer Network)といえば、日本最大キャリアであるNTTが分割前からサービス提供していたインターネットサービスプロバイダーのブランドです。

それがとうとう、令和5年6月末で実質終了します。

スポンサーリンク

OCNの新規受付終了(令和5年6月末)

OCNは、NTTから引き継ぎ、現在はNTTレゾナントがサービスを提供しています。

NTTレゾナントがNTTドコモへ吸収合併に伴い、OCN関連サービスの新規受付が令和5年6月末で終了となります。

ドコモのエコノミーMVNOの雄であるOCNモバイルONEも新規受付終了となります。

なお、現在のユーザーは引き続き利用できます

OCN関連サービス新規受付終了(出典:NTTレゾナント)

なお、OCNブランドは、ドコモが引き継ぎ、ドコモ光のプロバイダーとして提供が続けられます。

あらたにeximo・irumo

令和5年7月からは、NTTドコモから新たにeximo・irumoのサービスが開始されます。

光回線や、home 5Gなどのセットでの契約、複数回線契約、dカードの支払いで割引になります。割引対象は以下のとおりです。

eximoirumo
ドコモ光/home 5G
みんなドコモ(3回線以上)
dカードで支払い
セット割対象

光回線とのセット割は、現在のOCNモバイルONEでも提供されていますので、実質irumoがOCNモバイルONEを引き継ぐ形になっています。

irumoは単身ユーザー、eximoは家族利用がターゲットのようです。

各プランの内容を比較します。

通信OCNモバイルONEeximoirumoahamo
0.5GB/月550円550円
1GB/月770円
(550円)
4,565円
(2,178円)
3GB/月990円
(770円)
5.665円
(3,278円)
2,167円
(880円)
6GB/月1,320円
(1,100円)
2,827円
(1,540円)
9GB/月3,377円
(2,090円)
10GB/月1,760円
(1,540円)
20GB/月2,970円
100GB/月4,950円
無制限7,315円
(4,928円)
追加1GB550円550円
低速通信速度
(最大)
200kbps300kbps
(0.5GBは128kbps)
1Mbps
繰り越し
追加SIM
(容量シェア)
572円
5G対応
(0.5GBは未対応)
海外利用20GB
通話
(オプションなし)
11円/30秒(OCNでんわ)
050plus(IP電話)
家族間無料
22円/30秒
22円/30秒5分無料
22円/30秒
料金・スペック(()内は、セット割引後(最大割引額))

eximo、irumoは、データ通信量が段階制になっており、一定の通信料を超えると、自動的に次の段階の料金が適用されます。

ahamoと比較すると、複雑な料金体系になっていますが、それほどデータ通信を利用しないユーザーにも配慮した形なっています。

セット割を利用できないユーザーは利用するべきではない

eximo、irumo共に、セット割の提供を受けない(受けられない)ユーザーは、おそろしく割高になるので、利用するべきではないと考えます。

基本的にOCN光/OCNモバイルONEからの乗り換えは必要ない

irumoは、OCNモバイルONEと比較してすると、以下の課題があります。

  • セット割引条件にdカードでの支払いを追加された
    dカードを利用できないユーザーには不利な条件になります。
  • 割高
    全体的にOCNモバイルONEよりirumoの方が高くなっており、OCN光よりドコモ光の方が割高なため、実質4割程度の値上げに繋がっています。

このため、現時点でOCN光/OCNモバイルONEユーザーは、特にirumoへ乗り換えるメリットはないと思います。

将来、回線を切り替えるなどの必要性が生じたときに、検討すればよいでしょう。

おわりに

すでにOCNモバイルONEとOCN光のセット割りを利用しているユーザーは、引き続き利用できるため、可能な限り利用を続けるのが良さそうです。

てすもユーザーで、引き続き利用するつもりです。

▼ソース

「OCN モバイル ONE」「OCN 光」等の新規お申込み受付終了について|NTTレゾナント (nttr.co.jp)

▼関連記事

てすの暮らしの知恵

コメント

タイトルとURLをコピーしました