PCなどに保存されているデータをバックアップすることはよくあります。
少し前までは、PCやハードディスクが壊れた(ハードディスクはよく壊れました)ときなどのデータ保全を目的にバックアップしていました。
近年は、信頼性も上がり、PCやハードディスクが壊れることも以前に比べたら減りましたが、やはりバックアップは必要です。
また、バックアップが必要なのは、その目的が変化してきている事情もあります。
ネット区間ではランサムウェア(IPAサイト)が度々猛威を振るっています。
先日も、KADOKAWAがやられてしまい、ニコニコなど多くのサービスが停止する自体に陥ってしまいました。
ランサムウェアはマルウェアの一種で、ユーザのPCに侵入(感染)し、コンピュータをロックしたりファイルを暗号化するなどで使用不能にし、元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)などを要求するものです。
こういった状況にやられた場合、バックアップを取っておけば、バックアップを戻すことでバックアップを取ったときの状態に戻すことができ、データの復旧ができます。
つまり、バックアップの目的がランサムウェア対策になっているということです。
バックアップする方法
こういったバックアップですが、Windows、Mac共に標準で機能が搭載されています。
MacはTime Machineを利用します。外付けディスクをTime Machine用にフォーマットしし、Macに接続すると、システム全体を自動的、定期的にバックアップ取ってくれます。
Windows 11も標準でバックアップアプリが用意されており、[Windowsメニュー]>[すべてのアプリ]>[Windowsバックアップ]を起動してバックアップを行います。ただ、手動でのバックアップが必要で、Time Machineのように簡単にバックアップできないのが難点です。
おわりに
▼関連記事
コメント