サービスには様々な提供方法がありますが、一定の基準で一律提供されるものや、利用量に応じて優遇するものもあります。
優遇サービスは、それはそれでおトクなことが多いのですが、複雑に設計すると理解が難しくなります。複雑な優遇サービスを受けるために頭を使うのは時間の無駄になります。
例えば、ライバル関係にあるJAL PayとANA Pay
を見ていきます。
JAL Pay | ANA Pay | |
チャージ | JAL NEOBANK・住信SBIネット銀行振替 インターネットバンキング・振込 クレジットカード(VISAの場合手数料2.75%) | Bank Pay(銀行口座) 現金(セブン銀行ATM) クレジットカード Aople Pay |
マイルチャージ | 1マイル→0.5〜1,1円 (500マイルから交換可。交換レートはマイル数が多いほど優遇) | 1マイル→1円(一律) |
決済サービス | Mastercard(タッチ可) Apple Pay・Google Pay QUICPay Smart Code | VISA(タッチ可) Apple Pay・Google Pay iD Smart Code |
決済還元率 | 国内0.5%、海外1.5% (マイルUPプログラムにより変動) | 0.5%(一律) |
こう見ると、ANA Payがマイルチャージ、還元率が一律なのに対し、JAL Payはマイルのチャージ手数料、マイルチャージでのお得度、優遇サービス(マイルUPプログラム)などに気を遣いながら利用する必要があります。
少しトクをするために多くの気を遣う(頭を使う)と、段々と疲れてきます。その頭を他のところに使ったほうが建設的になれると思います。このため、シンプルに提供してくれるサービスを使っていきたいものです。
おわりに
優遇のある複雑なサービスを利用するより、シンプルが良いことの話でした。
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