新NISAを使わない選択肢

資産管理

令和6年から、新NISA制度(金融庁)が始まりました。

この中で、NISAを利用しない方法もあるかと思い、その内容をまとめました。

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新NISAの概要

新NISAは、非課税期間が無期限化(従来は5年(つみたてNISAは20年))され、投資枠も最大1,800万円へ拡大、つみたて投資枠と成長投資枠の併用が可能になりました。

概要は以下のようになります。

新NISAの概要(出典:金融庁)

NISA枠を使わない選択肢

このようなNISA制度、メリットも多いのですが、以前から変わらず投資家にとっては課題もあります。

譲渡(売買)益や、配当金に対しては非課税となり、売却による枠の再利用もできるようになりました。

しかし、値下がりによる譲渡損失を出した場合、他の損益と通算できません。元々、利益に対して非課税のため、損失による通算を行う概念がないということが根本ですが、特定口座とも通算ができないことにも注意が必要です。

こういった課題に対し、NISAで向かない投資は以下のようなものと考えています。

  • 短期売買
    銘柄の値動きに応じて売買するので、利益もあれば損失もある。
  • 価格が長期的に上がっていない、または不安定、かつ配当がない銘柄
    配当課税免除のメリットを受けられないだけでなく、価格が上がっていなければ売却時に損失が出る可能がある。

これらはNISAのメリットを活用できないだけでなく、損失を出したときの課題を受けてしまいます。

こういった銘柄は、特定口座での投資を行うのも選択肢でしょう。

おわりに

NISA枠は最大1,800万円なので、非課税枠の効率的な使い方が必要ですね。1,800万円も持っていないユーザーも、10年後には到達する可能性もあるため、私には関係ないと思わないでくださいね。

てすはVOO(米国ETF)を中心に利用する予定です。

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