関東地方でクレカタッチで電車利用時の注意点

節約/クレカ/ポイント

クレカ(プリカ・デビカ、スマホ含む)タッチ決済に対応する鉄道が、増えてきています。

近畿地方では、大阪・関西万博に合わせ、多くの私鉄で対応が開始されていますが、関東地方では順次進みつつあります。

ここで、関東地方の電車でクレカタッチを利用するときに注意しておくべきことをまとめておきます。

  • 設置されていなかったり、出入り改札が一部で制限される駅がある
    まだ普及が途上のため、駅により未対応(設置されていない)、一部の改札口のみに設置されていることがあります。このため、対応している駅で乗車して未対応の駅で降車するときなどは利用できないですし、一部の改札口しか設置されてないければ、遠回りを余儀なくされることがあります。
  • 相互直通運転先で利用できないことがある
    関東地方は比較的JR、私鉄、地下鉄の相互直通運転が進んでいます。しかし、現時点では、こういった相互直通運転区間を跨いでの利用はできません。
    • 運賃は「普通旅客運賃」適用される
      運賃は、通常、10円単位で料金(普通旅客運賃)が設定されますが、関東地方ではSuica・PASMOなどの交通系ICカードであれば1円単位で決済が容易なことから、平成26年(2024年)の消費税増税(5%→8%)に合わせ、「ICカード運賃」として増税分のみの運賃に設定されています(通常はICカード運賃のほうが普通旅客運賃より安くなっています。例外あり)。
      しかしながら、クレカタッチの場合、上記の1円単位の決済が容易であるにもかかわらず、「普通旅客運賃」が適用されることが多いです。令和7年6月現在でクレカタッチでICカード料金が適用されるのは、横浜市営地下鉄(横浜市交通局サイト)のみです。
    • その他
      関東地方に限らず、以下の制限があることにも注意が必要です。
      • 小児運賃、身体障害者等割引の適用はない
      • 会社をまたがる乗継割引の適用はない
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    おわりに

    関東地方でクレカタッチでの電車利用する際に注意すべきところをまとめました。

    特に、料金体系を普通旅客運賃とICカード運賃などに複雑にしたことが、決済手段の多様化とともにややこしくなってくる気配が見えます。

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