令和6年10月15日、Apple(Apple日本サイト)からiPad mini(A17 Pro)(以下、iPad mini7)が発表されました。
AppleはApple Intelligenceへの対応を進めており、この一環としてipadシリーズも更新されているようです。
iPad mini(第6世代)との違いは、
- チップはA17 Proを採用(iPhone 15 Proと同じだが、GPUコアは少ない)
- Wi-Fi 6SEに対応(6GHz帯を使用可能)
- 物理SIM廃止
- 容量に512GBモデルを追加、64GBは廃止
- Apple Intelligenceに対応
- Apple Pencil Proに対応
ぐらいで、筐体もほぼ同じで、iPad mini7は第6世代では一目ではわかりません。
最も注意すべき点は、Wi-Fi+Cellularモデルは、物理SIMが廃止されているため、これまで物理SIMを使ってきたユーザーにとって、SIMカードの差し替えができないことです。このため、eSIMに対応していないキャリアでは使えません。
こういったiPad mini7ですが、例によって販売価格から日米為替レートを想定してみます。
iPad mini7の想定為替レート
日米での販売価格から為替レートを計算します。
日本は消費税込み、米国は本体価格で表示されているため、本体価格で計算します。
モデル | 容量 | 販売価格 | Wi-Fiモデルと差額 | ||||
米国 | 日本 | 為替レート (USD/JPY) | 米国 | 日本 | 為替レート (USD/JPY) | ||
Wi-Fi | 128GB | 499ドル | 71,637円 (税込78,800円) | 143.56 | – | ||
256GB | 599ドル | 86,182円 (税込94800円) | 143.88 | ||||
512GB | 799ドル | 118,910円 (税込130,800円) | 148.82 | ||||
Wi-Fi+Cellular | 128GB | 649ドル | 95,273円 (税込104,800円) | 146.80 | 150 | 23,636 | 157.57 |
256GB | 749ドル | 109,819円 (税込120,800円) | 146.62 | ||||
512GB | 949ドル | 142,546円 (税込156,800円) | 150.21 |
Wi-FiモデルとWi-Fi+Cellularモデルの差額も計算しましたが、一律でした(端数処理の関係で、少し誤差があります)。この差額分は、為替レートはかなり不利(高くなっている)になっているのがわかります。
このため、容量が高いほど、また、Wi-Fi+Cellularの方がレートが不利な傾向になります。
おわりに
iPad mini7の販売価格の為替レートについてまとめました。
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