楽天銀行は、超低金利時にも、楽天証券との連携(マネーブリッジ)で、300万円以下は0.1%の金利を誇っていました。
令和6年7月31日の日本銀行(日本銀行サイト)の金融政策決定会合の結果や市場金利動向を踏まえ、円預金金利の引き上げを行う銀行が出てきています。
各銀行の普通預金金利を見ると以下の状況です。
改定前 | 改定後 | 改定適用日 | |
ソニー銀行 | 0.02% | 0.15% | 8月2日 |
三井住友銀行 | 0.02% | 0.1% | 8月6日 |
三菱UFJ銀行 | 0.02% | 0.1% | 9月2日 |
SBI新生銀行 | 0.03%〜0.15% | 0.11%〜0.3% | 9月2日 |
住信SBIネット銀行 | 0.02%〜0.03% | 0.1%〜0.11% | 10月1日 |
auじぶん銀行 | 0.03%〜0.33% | 0.11〜0.41% | 10月1日 |
PayPay銀行 | 0.03% | ー | ー |
楽天銀行 | 0.02%〜0.1% | ー | ー |
各銀行が預金金利を改定する中で、楽天銀行の改定予定はありません。マネーブリッジで0.1%ができているので、他銀行と同等レベルを維持できているということで現状維持なのでしょうか。
SBI新生銀行の上げ幅は気になりますね。最高金利が適用されるダイヤモンドステージの上げ幅が、純粋に短期プライムレートの上げ幅になっています。
ただ、預金金利を引き上げる銀行は、同時にローン金利も引き上げます。基本的にローン金利のほうが普通預金金利よりも上げ幅が大きいです。なので、住宅ローンなどを利用している人は注意が必要です。
おわりに
最近の金利上昇傾向を見て、楽天銀行が普通の金利になってしまいました。今後、金利改定されるかもしれません。
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