電源アダプタCIO NovaPortはどれがいいか?

ガジェット/ウィジット

ガジェットを色々買い揃えると、製品個々に付属の電源アダプタが増えて、電源ポートがたくさん必要になってきます。

このため、電源アダプタを複数USBポートを持つものでまとめたいという気になりますね。

また、モバイルには、荷物を減らすためにも、電源アダプタがまとまれば助かります。

こういったことを意識してか、電源アダプタそのものを付属してない製品も増加しています(iPhoneも付属していません)。

電源アダプタでおすすめは、CIO NovaPortです。

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CIO NovaPortの概要

CIO NovaPortの特徴は以下のとおりです。

  • 接続機材により供給電力の範囲内で電力自動振り分け(Nova Intelligence)
  • 供給電力は、100W、65W、45W、30Wがあり、USBポート数が1〜4ポート
  • コンパクトなサイズ
  • なんと言っても、「国内メーカー」の安心感

供給電力が十分で、国内メーカーから提供されるなると、魅力的な製品です。

同時充電でできること

Apple製品で、同時充電がどのくらい可能かを見てみます。

Apple製品の必要電力です。製品に付属する電源アダプタの出力を元にしています。急速充電を行わないなら、低い電力で対応可能です。

  • Macbook Pro 16インチ(2021):140W → 急速充電を行う場合は、使用不可能
  • MacBook Pro 14インチ(2021):67W(一部96W)
  • MacBook Air M2(2022):30〜35W
  • iPad Pro/Air/mini/無印:20W
  • iPhone:20W
  • Apple Watch:5W

100Wモデルと65Wモデルを検討される方が多いと思うので、この2モデルについて同時充電でできるパタンを整理します。

100Wモデルの場合

電力供給の条件

同時充電台数と電力供給条件は、以下のとおりです。

  • 1台充電
    • USB-Cへ最大100W(USB-Aの場合は18W)
  • 2台充電(自動電力振り分け機能(Nova Intelligence)が動作し、合計最大97W供給されます)
    • USB-C 2台: 67W+30W、67W+20W、45W+45W、45W+20W、30W+30W
    • USB-C + USB-A: 67W(USB-C)+18W(USB-A)
      ただし、USB-Cが3ポート目に接続する場合は、USB-Aとの合計15W)
  • 3台充電
    • USB-C3台: 30W+30W+30W
    • USB-C2台 + USB-A: 30W+30W+18W(USB-A)
  • 4台充電
    • USB-C2台(1ポート目と2ポート目)の合計83W + USB-C1台とUSB-Aの合計15W
      USB-C2台は、67W、40W、30Wで切り替え

実際に同時充電は?

  • 1台充電の場合

    全てに対応できますね。ただし、MacBook Pro 16インチは急速充電は難しいです。
  • 2台充電の場合

    最大電力が67Wですので、MacBook Pro 14インチまで対応できます。

    充電パタン例
    ・MacBook Pro 14インチ + MacBook Air
    ・MacBook Pro 14インチ + iPad/iPhone
    (その他65Wモデルの構成)
  • 3台充電の場合

    1ポートあたりが最大30Wですので、MacBookはAirまで対応可能になります。

    充電パタン例
    ・MacBook Air + iPad/iPhone2台
    (その他65Wモデルの構成)
  • 4台充電の場合

    MacBook Pro 14インチと合わせて3台充電する場合、上記の3台充電パタンでは対応できないため、4台パタンを利用します。
    この場合、実質3台までとなり、ダミーが必要になります。USB-C(3番ポート)にLightningケーブルを接続し、Lightningには何も繋がない方法です。

    充電パタン例
    ・MacBook Pro 14インチ/Air + iPad/iPhone + Apple Watch(USB-A)(ダミー接続を使う)
    ・MacBook Air + iPad + iPhone(USB-A)(ダミー接続を使う)
    ・急速充電を使わないなら、
    MacBook Pro 14インチ/Air + iPad/iPhone2台 + Apple Watch
    (その他65Wモデルの構成)

65Wモデルの場合

電力供給の条件

同時充電台数と電力供給条件は、以下のとおりです。

  • 1台充電
    • USB-Cへ最大65W(USB-Aの場合は18W)
  • 2台充電(自動電力振り分け機能(Nova Intelligence)が動作し、合計最大65W供給されます)
    • USB-C 2台: 45W+20W、30W+30W、30W+20W、20W+20W
      USB-C + USB-A: 45W(USB-C)+18W(USB-A)
      ただし、USB-Cが3ポート目に接続する場合は、USB-Aとの合計15W)
  • 3台充電
    • USB-C3台: 20W+20W+20W
    • USB-C2台 + USB-A: 20W+20W+18W(USB-A)
  • 4台充電
    • USB-C2台(1ポート目と2ポート目)の合計50W + USB-C1台とUSB-Aの合計15W
      USB-C2台は、30W、20Wで切り替え

実際に同時充電は?

  • 1台充電の場合

    MacBook Pro 14インチは急速充電を期待しなければ可能です。
  • 2台充電の場合

    最大電力が45Wですので、MacBook Airまで対応できます。

    充電パタン例
    ・MacBook Air + iPad/iPhone
    ・MacBook Air + Apple Watch
    ・iPad/iPhone 2台
    ・iPad/iPhone + Apple Watch
  • 3台充電の場合

    1ポートあたりが最大20Wですので、iPad/iPhoneが基本になります。

    充電パタン例
    ・iPhone/iPad2台 + Apple Watch
  • 4台充電の場合

    100Wモデル同様、MacBook Airと合わせて3台充電する場合、上記3台充電パタンでは対応できないため、この4台パタンを利用します。
    この場合、実質3台までとなり、ダミーが必要になります。USB-C(3番ポート)にLightningケーブルを接続し、Lightningには何も繋がない方法です。

    充電パタン例(USB-C 3ポート目はLightningケーブルでダミー接続)
    ・MacBook Air + iPhone/iPad + Apple Watch(USB-A)
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おわりに

CIO NovaPortは安定感がありますので、ご紹介しました。

MacBookを持っていれば、Proであれば、100Wモデルがほしいところですが、Airであれば65Wでまかなえると思います。

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