セゾンパールAMEXとセゾンゴールドAMEXの併用によるお得な使い方

セゾンカードのアメックスブランドには、高還元率のセゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カード（セゾンパールAMEX）があります。

11月から、セゾンパールAMEXのポイント還元率が改定されるので、セゾンゴールド・アメリカン・エキスプレス・カード（セゾンゴールドAMEX）のを併用するお得な使い方をまとめました。

セゾンパールAMEXの特徴

セゾンパールAMEXの特徴は、なんと言っても、Quicpayでの利用分が永久不滅ポイントのボーナス付与が4倍（4ポイント／1,000円、実質2%）になる高還元率です。

ただし、令和4年11月からは、年間（集計対象12月〜11月引き落とし）利用額が30万円を超える月までが対象です。

Quicpay利用が30万円を超えた月の翌月から、そしてQuicpay以外での利用は、通常のポイント付与率になります（1ポイント／1,000円、実質0.5%）

その他アメックスブランのカード共通として、本家アメックスが提供するキャッシュバックキャンペーンなどに参加でき、お得なカードとなっています。

年会費は、1,100円／年（税込）ですが、年に一度でも利用があると、次年度年会費が無料になります。継続的に利用していると、実質無料ですね。

セゾンゴールドAMEXは、ゴールドカードのため、セゾンパールAMEXより付帯サービスが充実しており、国内空港ラウンジサービスが利用できたり、障害旅行保険がついています。

ポイント還元は、国内利用で通常の1.5倍（1.5ポイント／1,000円、実質0.75%）、海外利用で通常の2倍が付与されます。

また、マイルサービスとして、SAISON MILE CLUB（年会費4,400円（税込））が提供されており、これに加入すると、JALマイル 10マイル／1,000円＋永久不滅ポイント1ポイント／2,000円が付与されます。

その他、セゾンパールAMEX同様に、本家アメックスが提供するキャッシュバックキャンペーンなどに参加できます。

年会費は11,000円／年（初年度無料）です。

年間利用額で、お得度が変わります。

セゾンパールAMEXがお得なのは、以下の場合です。

Quicpay平均利用額が月27,272円以下
Quicpay平均利用額が月27,272円以下の場合、集計対象最終月まで年額30万円を超えません。
（30万円 ÷ 11ヶ月 ≒ 27,272円）

Quicpay平均利用額が月27,272円を超ていても、年額30万円超えていない月まで
月平均額を27,272円を超えていても、30万円を超えるまではボーナスポイント付与対象なのでお得なります。ただ、年利用額の自己管理が必要になってきます。

セゾンゴールドAMEXがお得なのは、以下の場合です。

Quicpay利用額が30万円を超過した翌月以降
Quicpay利用額が30万円を超えた翌月からは、セゾンパールAMEXはボーナス付与がないため、セゾンゴールドAMEXがお得になります。

月15万円以上利用する場合は、年間トータルで付与されるポイントは、セゾンゴールドAMEXだけを利用していても、セゾンパールAMEXよりも多くなります。

もちろん、30万円枠でのセゾンパールAMEXをQuicpayを利用したほうが還元率が高くなりますが、高額利用者においては、細かな計算が面倒になることが想定されますので、セゾンゴールAMEXのみの利用が楽だと思います。

SAISON MILE CLUBを利用する場合（セゾンゴールドAMEX利用が前提）は、10マイル／1,000円付与に加え、1ポイント／2,000円のボーナス付与されます。

このため、実質JALマイル付与率が1.125%^※となります。

セゾンパールAMEXは、Quicpay利用分の付与率（4倍付与）からマイル換算すると、JALマイル 10マイル／1,000円^※になり、セゾンゴールドAMEXのほうが利用形態によらずお得になります。

※ 500 JALマイル＝ 200 永久不滅ポイントで換算

セゾンパールAMEXとセゾンゴールドAMEXの併用によるお得な使い方についてご紹介しました。

セゾンゴールドAMEXは、セゾンアメックスブランドでの利用実績の積み上げで、実質年会費無料（年に一度でも利用すると、次年度年会費無料）になる案内を行っているようです。

まずはセゾンパールAMEXで実績を積み上げて、セゾンゴールドAMEXの案内を待つのが良さそうです。

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